先生、怖い話しませんか /霧間もっこり 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)真ヶ崎恭介(まがさき きょうすけ)…高校生。霊感があり、学校では問題児。
(受)緋月礼二(ひづき れいじ)…高校の国語教師。
<あらすじ>
失踪した教師・桜庭の代理として高校に赴任してきた緋月。しかし担任することになったクラスには、桜庭失踪の容疑者と噂される問題児・真ヶ崎の姿が。
緋月は自分をごく平凡な教師だと信じていますが、周辺では奇怪なできごとが次々と起こります。同僚や幽霊(?)や真ヶ崎にまで襲われながら、少しづつ、緋月は教師失踪事件の真相に近づいていきます。
<感想>
いろいろな要素が複雑に絡み合っている印象のストーリー展開で、あらすじをまとめるのがとても難しかったです……。
前任の教師の失踪という事件が軸になっていると思うのですが、霊に好かれるタイプらしい緋月先生はあっちこっちでいろんなことに巻き込まれていきます(主に性的な方面で)。これは事件とは関係ない話なのかな?、と思わせておいて、まさかのタイミングで引き戻されたりするので、なかなか心臓に悪かったです。ドキドキしました。まさかBLでこんな怖さを味わうことになろうとは。
一応事件は解決、というか真相は明らかになるのですが、結局一番怖いのは……ということなんだと思います。それでも、読み返すとそこかしこにこれはなんだったんだろう?という箇所もいくつかあって、それもまた怖かったりします。
絵は大変素敵ですしストーリーも絡みもみっちりで大満足、そしてBL読みながらゾッとするこの感じをどなたかにわかってもらいたいのに上手く説明できません……。とにかくおもしろかったんです。
少し前にアンソロジー『縛×BL』でこのふたりの話を読み、気になっていたのでこちらの単行本を手にしたのですが、今回はそのお話は収録されていませんでした。ということは続巻を期待しても……いいですよね。どうかお願いします!
<関連作品>
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・スピンオフ (感想記事はこちらです)
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