僕らの最大公約数 /嘉島ちあき 【漫画感想】
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『花とうさぎ』に同時収録されていた「僕らの最大公約数」の続編です。「花とうさぎ」の短編も収録されていました。
『僕らの最大公約数』(表題作)
<登場人物>
(攻)三戸翔平(みと しょうへい)…高校生。家は食堂。
(受)南隆史(たなみ たかし)…たっちゃん。高校生。朝が弱い。眼鏡。
<あらすじ>
恋人同士の翔平と隆史、朝が弱い隆史のために翔平が泊り込みで起こしてあげますが、夜の翔平が元気すぎて隆史は寝不足。しかもずっと機嫌の悪い隆史に翔平が理由を聞いたところ、隆史はこのままでは自分がずっと童貞のままなことが気になっていたようで……。
<感想>
前作では驚きの対決を経て受攻が決定した翔平とたっちゃん。その後もふたりのポジションは変わらず継続中のようですが、たっちゃんはまだ諦めていませんでした。
このままじゃこの先一生童貞のまま……!と切実に訴えるたっちゃん、ナチュラルに翔平と一生一緒にいるつもりな発言に萌えました。そしてすごく嬉しそうな翔平の笑顔。このふたりがリバにいく日ってかなり遠いんじゃないかと思います。
ふたりのさらにその後だったり中学時代の話もあって、雰囲気は優しくてほのぼの、青春そのものといった感じでした。たっちゃんが眼鏡を取ると本当にかっこいい(翔平が我慢できないのもわかる)のと、朝が弱い南一家がお気に入りです。
あとは中学のときのお話でちらっと瀬川が出てきたのが嬉しかったです。前作でもなにげに翔平とたっちゃんのことをわかっている風だったのは、付き合いの長さもあったんですね。
描き下ろしは見事条件をクリアし付き合えることになった翔平から、たっちゃんがファーストキスを奪われていました。カバー下はふたりとそれぞれの持ち物のイラストで、翔平の「イトコにもらったキーホルダー」についニヤついてしまいました。
『花とうさぎ ケモミミ!ウサミミ?ミミミミミ!?』
<登場人物>
(攻)相澤守(あいざわ まもる)…ウサギをかぶらないと気がすまない。内職で生計を立てている。
(受)梶山亮太(かじやま りょうた)…運送会社の新人配達員。22歳。
<感想>
6ページ+αの短編です。雑誌のケモミミ特集のための続編だったらしいのですが、言われてみればたしかに相澤さんは獣耳ではない……と思ったらまさかの本物に!?な展開。
リアルウサギ頭はインパクト絶大でした。
<オススメ要素>
・かわいい青春受攻攻防。
<関連作品>
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