ドーテーヤンキーマギクス /春田 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)奥田謙太郎(おくだ けんたろう)…龍也の幼馴染。とび職。20歳。
(受)中川龍也(なかがわ たつや)…金髪のマイルドヤンキー。フリーター。20歳。童貞。
<あらすじ>
金髪ヤンキーの龍也(童貞)が一人寂しく二十歳の誕生日を迎えた瞬間、目の前に大阪弁を話す黒猫が現れます。気が付くと、龍也は黒髪のプリティな美少年に変身していました。
変身した途端に男を引き寄せる体質になってしまい、襲われそうになった龍也はなんとか自分の家に逃げ込みます。ですがそこへ幼馴染の謙太郎がやってきてしまい……。
<感想>
ストーリーが大変面白く、最後まで楽しめました。
ただ、人によっては地雷になりそうな要素が多く含まれている印象です。ここでそれらを列挙してしまうと始めから激しいネタバレに繋がってしまうので、最後の方にまとめます。
誕生日に言葉を話す黒猫が現れて、魔法使いに変身!……なんてメルヘンで夢のある展開、かと思いきや。龍也がもとの姿に戻るためには精子を集めなければならないという過酷な試練が課されます。しかも男ひとりにつき一回しか効果がないため、龍也は後に本命となる謙太郎以外とも関係を持つことになってしまいます。
同じく弟が魔法使いになってしまった兄弟が登場するのですが、この弟が仕組んだ罠に嵌められた龍也は正直かわいそうでした。結局はこの弟のおかげで龍也はもとに戻る方法を知るわけですが、その後の兄弟の動向は明かされなかったのでとても気になっています。
龍也がもとに戻る方法については、なるほどそうですよね!と大いに頷けるものでした。その流れで龍也と謙太郎がリバへ突入するわけですが、これがとっても良かったんです。
もともとリバについては地雷ではないんですが、これは多くの人にオススメしたくなってしまいました。謙太郎が男前すぎてもう。かっこいいです謙太郎……。
ラストについては龍也と謙太郎が無事仲良くなってめでたしめでたし……なんですが、黒猫のその後が不穏な空気を残しています。目をつけられたと思しき青年がこれまたいい人そうなのが……想像すると胸が痛みました。もし開き直って楽しい魔法使い生活を送ってくれるのなら、それはそれで見てみたい気もします。
地雷注意:モブ姦(二輪挿しアリ)、ネトラレ、リバ、兄弟(ただし脇カプ)、あたりが苦手な方は注意した方がよさそうです。
<関連作品>
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