ウケ専ボーイは神テク男子とセフレになりたい！　/山森ぽてと　【漫画感想】

ウケ専ボーイは神テク男子とセフレになりたい!

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山森ぽてとホーム社 2022年05月25日

＜登場人物＞

　（攻）進藤裕斗（しんどう　ゆうと）…ユウト。タチ№1。絶倫巨根。

　（受）平林直也（ひらばやし　なおや）…ナオヤ。ウケ№1。関西弁。

＜あらすじ＞

　ウリ専でウケ№1のナオヤは、エッチが大好き。理想の相手を求めて日々セフレを探していたところ、入店して1週間でタチ№1になった新人・ユウトが巨根で絶倫との噂を耳にします。ナオヤには態度の悪いユウトでしたが、客の依頼によりふたりでセックスするチャンスが訪れます。

＜感想＞

　明るく楽しい上に、要所にぎゅっと萌が詰まっていてずっとニコニコしながら読んでいました。テンションが高いのは主に関西弁のナオヤのおかげで、最初はだいぶ失礼なユウトの態度さえ気にならないほどでした。ふたりがとてもお似合いということですね。お店の人たちやお客さんも濃い人たちばかりで楽しかったです。

　おそらくは読者に一番近い場所にいると思われるお客さん・シコ太くんがいい仕事をしていて、ユウト×ナオヤの絡みは早い段階で見られます。しかし恋愛に関してはかなり初心だったナオヤ。本人よりも周りが気づいて協力してくれるあたり、ナオヤがみんなから愛されているのが伝わります。

　途中、はたしてユウトはナオヤのことが好きなんだろうか……？という疑問が湧き上がってきたのですが、最後にはなるほど！となる種明かしが。それを踏まえてもう一度読んでみるとまた新しい味わいがありました。実はこのお話って、ユウトの長年に渡る執念のサクセスストーリーなのでは。意外と単純な人だったユウト、仏頂面も可愛く見えてきます。

　カバー下がカバーイラストと繋がっているのもおもしろかったです。ちょこちょこ出てくるアヒルさんがめちゃくちゃかわいいのにたまにシュールに見えたりして、いつまでも眺めていられます。

＜オススメ＞

・無愛想巨根×ハイテンション関西弁。

＜関連作品＞

・電子書籍（お試し読みができます。）