<登場人物>
(攻)シュルツ・ホールトン…サーレント帝国騎士。皇太子専属護衛。侯爵家長男。26歳。(受)リドリー・ファビエル…帝国の皇子ベルナール。呪いで魂が入れ替わっていた元アンティブル王国宰相。22歳。
<あらすじ>
出自が明らかになり、帝国の皇太子として生きていく決意を固めたリドリー。不調が続きおとなしくなった皇帝に不穏さを感じつつも、伯爵の裁判に向けて準備を進めます。<感想>
前巻で自身の正体が判明し、迷いのなくなったリドリー。覚悟の決まった姿がまた一段とかっこよく見えます。それに対して不気味なほどにおとなしい皇帝。不調なのは本当のようですが、人を使ってミミルを狙ってきたりとやはりその存在感が薄れることはなく。あまり登場せずともラスボスの風格が抜群に漂っていました。裁判対策のひとつとして伯爵を奴隷にする代わりに、偶然(?)とはいえシュルツが自由の身になったのには驚きました。ということはもしかしてBLなシーンはしばらくお預けかな、と考えたりもしたのですが、気持ちは変わらないままもとの強靭な自制心を取り戻したシュルツが萌えるのなんの。術が解けたシュルツを見てちょっと残念そうなリドリーもとてもよかったです。リドリーとシュルツについては、探し人が見つかれば万事解決する気がしているのですがどうでしょうか。
もうひとつ意外だったのが、解放されたシュルツを目の当たりにしたマッドがリドリーに零した言葉。リドリーの奴隷って、シュルツとそれ以外の罪人たち、なイメージで括っていたのですが、マッドもどちらかというとシュルツ側の人だったのかもしれません。
とはいえ今はとにかくご乱心召された皇帝をなんとかしないとなので、ひたすらリドリーたちの無事をお祈りしております。先生のあとがきによれば次で完結の予定とのこと。今から本当に楽しみです。
<オススメ>
・シリーズ7冊目。・護衛騎士×皇太子。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)DMMブックス
・シリーズ

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