<登場人物>
(攻)堤優太郎(つつみ ゆうたろう)…就活中。目つきが悪い。20歳。
(受)熊沢一将(くまさわ かずまさ)…花屋の店長。悪人ヅラ。ゲイ。26歳。
大崎…以前熊沢の花屋の常連だった。
<あらすじ>
目つきが悪すぎて仕事が続かず、住むところまでなくなってしまった優太郎。優しい友人に仕事を紹介してもらえることになり、待ち合わせ場所に向かったものの、そこにいたのは薔薇の花束を持った強面の男・熊沢でした。まるでヤクザのような見た目の熊沢に言われるがまま、優太郎は一緒にホテルに入ってしまい……。
<感想>
待ち合わせ場所についた優太郎は携帯の充電が切れてしまい、友人と連絡が取れなくなってしまいます。そこに声をかけてきたのが、ヤクザ顔にスーツ、そして薔薇の花束を抱えた一将。一将の方も携帯の充電が切れていて、しかも「ユウ」という人物と待ち合わせていたようです。
優太郎は一将が怖すぎて逆らえず、その一方で一将は優太郎が出会い系で知り合った相手だと思っているので、お互いの勘違いからラブホへ行き、一夜を共にしてしまいます。このときのふたりがエロいうえにとてもかわいかったんですが、誤解が解けるのは事が済んだ後。
一将はなかったことにしたかったようですが、優太郎は一将のことが忘れられずに花屋に押しかけ、一将の弟の後押しもあって花屋でバイトをすることになります。
おまけに一将と一つ屋根の下で暮らすことになった優太郎。ノンケのはずなのに、一将が気になって熊沢家の風呂で抜いてしまうほどです(一将にはバレています)。
顔が怖すぎる者同士すぐにうまくいくかと思いきや、一将が苦労人故に奥手なお方で、盛る優太郎を堅実に拒否し続けます。我慢できなくなった優太郎が襲ってしまうこともあるんですが、逆に溝が深まってしまいます。
そこに登場する当て馬の大崎。この人がかなりインパクトのあるクズ加減なんですが、その大崎に優太郎が真正面から物申したことで一将もようやく落ちてくれます。このときの優太郎がかっこよかったです。目つきの悪さが存分に発揮されてました。
メインのふたりがどちらも顔が怖いので、常に修羅場のような絵面が楽しいです。つり目三白眼好きにとってはずっと目の保養でした。そんなふたりが絡みシーンになるとどっちもかわいらしくなるのがまた良いです。一将の方がガタイがいいのも嬉しいところです。
<オススメ要素>
・強面×強面。
<関連作品>
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