クロネコ彼氏のあるき方 1 /左京亜也 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)賀神圭市(かがみ けいいち)…ヒョウの猫科人間。人気俳優。

 (受)真悟(しんご)…黒猫の猫科人間。イエネコ。


 リオ…賀神の甥っ子。

 九重亮太(ここのえ りょうた)…高校生。雄の三毛猫の猫科人間。


<あらすじ>

 同棲中の賀神と真悟は、預かったリオを連れ、買い物帰りに公園に寄ります。そこでリオが拾ってきたのは、真悟にとっては見覚えのある三毛猫・亮太でした。
 亮太が猫科人間であることは隠したまま、しばらく面倒を見ることにした真悟。なかなか帰りたがらない亮太は、何か事情を抱えているようです。


<感想>

 『クロネコ彼氏のあふれ方』がシリアスめだったのに対し、今回の「あるき方」では賀神×真悟はずっとラブラブで、安心して見ていられました。気持ちの上では揺るぎないふたりに、ちょっとした波風を立たせてくれたのが『ネコ科彼氏のあやし方』のメインとして登場していた三毛猫・亮太です。

 三毛猫亮太……懐かしい!と思うと同時に、そういえば彼は真悟とひと悶着あったような。真悟が自分がネコであることを隠そうとしたり、亮太を追ってきた夏目先生に怯えたりと、あちこちで繋がりを感じられて嬉しかったです。

 亮太が夏目のところから逃げ出してきてしまったのには彼ら特有の事情があるようで、そこは1巻では解決せず次巻へ続きます。確かに以前夏目は転勤はありえると言っていたので、亮太の進路によっては離れてしまうんでしょうか……。

 賀神と真悟は、はじめにもラブラブ、と書きましたがさらにふたりの関係が強固になっているのが感じられました。リオ、ついに失恋(?)です。真悟がまさかここまではっきりとリオとのキスを拒むとは思わず、真悟のいろんな方面への思いやりを感じました。断られてしまったリオ、駄々をこねるでもなく静かに涙してしまったのが、かわいそうなのにすんごく可愛かったです。リオがひとつ大人になってしまいました……。

 他にも正やん夫婦や賀神兄カプ、蓮見も登場しての和気藹々、それぞれの微妙な関係性も浮き彫りになっていたりして、どこから見ても楽しかったです。賀神の嫉妬は全方位に及ぶんでしょうか。私は特に賀神と高見沢のギスギス感が大好きです。


<オススメ要素>

・キャラ総出のアットホームBBQ。


<関連作品>

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