濡れねずみたちの恋 /理原 【漫画感想】
記事内に広告が含まれています。
<登場人物>
(攻)菅尾悠司(すがお ゆうじ)…高校生。地味な優等生。眼鏡。
(受)浦川朔巳(うらかわ さくみ)…高校の養護教諭。
(攻)吉井直輝(よしい なおき)…主人公。高校生。
(受)鷹崎稜(たかさき りょう)…直輝のクラスに転校してきた。
<あらすじ>
高校生の直輝は、優しくて綺麗な養護教諭・朔巳に夢中で、彼に会うためにせっせと保健室に通っています。
ところが、ある日保健室で突然睡魔に襲われた直輝が目を覚ますと、隣のベッドで朔巳と同級生の悠司が抱き合っていて……。
<感想>
表紙の中央にいるのが主人公の直輝で、両脇で見つめ合っているのが悠司と朔巳先生です。直輝の相手となる稜は、傘を持って裏表紙から直輝を見つめています。
基本的に直輝の視点で進むのですが、朔巳に恋していた直輝は保健室で同級生との逢瀬を見せつけられ、あっけなく失恋。その後、クラスに転校してきた稜と結ばれます。
朔巳先生がとても教師とは思えないぶっ飛んだお人だったせいで、弄ばれてしまった直輝はとてもかわいそうでした。同じく失恋の痛みを背負っていた稜と等身大の恋ができて、心から安堵しました。
あまり詳しくは語られませんでしたが、サイコな雰囲気漂う朔巳先生にもそうなるきっかけになった過去があった様子。何年後かのお話では悠司とうまくいっているみたいだったので、できればこのふたりのことも詳しく知りたかったです。
肌色シーンについて、高校生達が主役の初々しい恋物語かと思いきや、なかなかに激しかったです。ビッチな朔巳先生は大変色っぽく、直輝と稜は若さと勢いが溢れていました。
<関連記事>
・あの人を幸せにしてくれてありがとうございますBL6選 【漫画3小説3】
コメント