トーキョースーパーダーリン /松吉アコ 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)大関一颯(おおぜき かずさ)…営業マン。東京から田舎に転勤してきた。
(受)小島修平(こじま しゅうへい)…大学生。半分農家の一人息子。
<あらすじ>
自ら転勤の希望を出し、東京から田舎の一軒家に引っ越してきた一颯。大家の親戚である修平に懐かれ、尻フェチAVで抜いている現場まで目撃されてしまいます。しかし修平はそれを言いふらさずに受け入れてくれ、一颯と距離が縮まっていきますが……。
<感想>
表紙の麦藁帽の一颯がTSD(トーキョースーパーダーリン)なわけですが、それはあくまでも田舎の純情大学生・修平にとってのスパダリ。帯にもある通り、一颯の正体は風俗狂いの尻フェチクズ野郎(!?)です。一颯の尻に対する情熱が終始溢れていて楽しかったです。
いろんな意味で都会的な一颯は、銀行の営業マンをしていたというだけあってコミュ力抜群。手土産欠かさずしっかり挨拶、農業も手伝い、あっという間に田舎の人間関係にとけこみます。そしてやたらと東京に行きたがる修平に懐かれ、孤独に秘密を抱えている様子の修平の影が気になりはじめます。
修平がゲイだということを明かされた一颯は勢いもあって一線を越えます。諸々初めてだった修平は、そこからはもうTSDにメロメロです。健気……。
しかしそんな修平の気持ちに気づいてくれない一颯。地域のノリでお見合い番組に参加させられたりと大変な展開になりますが、そこでようやく一颯が修平の想いに気づき、男を見せてくれました。強引に修平の家族たちも納得させてしまうあたりはスパダリといっていいのかもしれません。
一颯の軽さとデリカシーのなさにふたりの将来が心配になったりもしましたが、描き下ろしやカバー下を見ると、ノーギョースーパーダーリン・修平の健気さとお尻がある限り大丈夫そうな気がしてきます。
<オススメ要素>
・イケメンクズのTSD(尻フェチ)×田舎の健気大学生のラブコメ。
<関連作品>
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