<登場人物>
(攻)神崎悠人(かんざき ゆうと)…ハイスペイケメン。金持ち。モデル。(受)中野大樹(なかの だいき)…チビで冴えないお人よし。
(攻)九条輝一(くじょう きいち)…転校生。関西弁。オープンゲイ。
(受)流河瑠生(りゅうが るい)…売れっ子タレント。悠人に憧れている。
<あらすじ>
悠人の母親に情事を目撃され、神崎家に交際がバレた悠人と大樹。しかし当たり前に仕事や家のことを優先する物言いの悠人の母親に、大樹は感覚の違いを思い知ります。<感想>
「調教開発シリーズ」5巻は、悠人と大樹の将来の決定打となる大事なお話が詰まっていました。高校生のふたりが「愛」のため、懸命に生きているのがヒシヒシと伝わってきます。まず冒頭のあらすじに「そんな順風満帆な生活を送る四人」とあるのに動揺。これまでのあれこれが順風満帆といえるほどの何かが待ち受けているのか……と覚悟しましたが、本当に大変なことになっていました。
悠人のお母さんに交際が発覚したのをきっかけに、両方の家族にカミングアウトとなる過酷な展開。波乱を起こすのは悠人の家ではありますが、大樹の方も羨ましいほどの「普通の家庭」なだけあり、リアルに感じられてせつないものがありました。わからないですけど、大樹のお母さんが泣いてしまったのはこれまで気がついてあげられず息子を一人で悩ませていた自分自身にショックを受けていたのかな、と思ったり。
悠人の両親もさすがの神崎家、という感じでした。「義務と権利」の言葉がグサグサきます。お金持ちって大変なんだな……と圧倒されるばかりでした。ただそれをおかしいと思いつつも、神崎家に関わる人達の未来まで考えられる大樹はやっぱり強くて優しい人。大樹の強さが悠人との別れを選ばせてしまったのかもしれません。
最初は大樹だけだったピアスも、最後はおそろいになって本当に婚約みたいでした。敢えて相手につけさせるのが変態的で最高に萌えます。
<オススメ>
・シリーズ5作目。<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
DMMブックス【電子コミック限定特典付き】
・シリーズ

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