仕組まれた調教開発生活 /ミツハシトモ 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)神崎悠人(かんざき ゆうと)…ハイスペイケメン。金持ち。モデル。

 (受)中野大樹(なかの だいき)…チビで冴えないお人よし。


 (攻)九条輝一(くじょう きいち)…転校生。関西弁。オープンゲイ。

 (受)流河瑠生(りゅうが るい)…売れっ子タレント。悠人に憧れている。


<あらすじ>

 悠人と瑠生が人気歌手になり、距離を感じることが増えた大樹。しかし悠人の想いは募るばかりで、文化祭の校内でもコスプレ中の大樹を離しません。一方で、瑠生は輝一と付き合い始めますが、瑠生は言い逃れのできない写真を撮られ脅しを受けます。


<感想>

40日間の調教開発生活』、『放課後の調教開発生活』、『誘惑の調教開発生活』に続く「調教開発シリーズ」4巻です。

 悠人×大樹はすっかりラブラブで、悠人が芸能人として忙しくなるのがむしろ大樹の独占欲を刺激している様子。プレイは変わらず濃いですが、ふたりとも楽しそうで何よりです。そろそろ大樹も悠人との将来を考え始めているのでしょうか。決意を固めた雰囲気のラストが印象的でした。

 主役が平和な一方で、進展しつつも大変な事態になっていたのが輝一×瑠生。瑠生が輝一と付き合ったのはヤケクソだろうとちょっと思っていたのですが(ごめんなさい)、輝一のことがけっこうちゃんと好きだったんですね。瑠生が壮絶な生き方をしてきたのは3巻で明かされていましたが、それがこんな形で影響してこようとは。

 瑠生がまわさせるシーンはこのまま死んでしまうのではと感じるくらい強烈でした。マニアの先生が持参した道具なんて初めて見るものばかりで目を疑うほど。おそらくは自力で帰宅したであろう瑠生、しかも後日には「大丈夫だし」と思えるほどとはなんてお強い。こちらのシリーズの受の皆様の強さには、毎度本当に参ります。

 あとがき2Pには4コマ2つと連載中の先生のお話などがみっちり詰まっていました。シリーズはまだ続いていて、2022年冬頃再開予定だそうです。


<オススメ>

・シリーズ4作目。


<関連作品>

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