ネコにはいぬを ワンもあ /ぴい 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)根古陽平(ねこ ようへい)…大学生。EDの治療中。

 (受)犬飼安吾(いぬかい あんご)…大学生。寡黙イケメン。根古の彼氏。


 兎川(うかわ)…大学生。後輩。EDだったことがある。


<あらすじ>

 根古と犬飼は付き合って半年。変わらず絶倫の犬飼とラブラブな根古ですが、EDは治らないままです。
 犬飼といれば気持ちいいことはできるし「やっぱり治らんでも…」とまで思っていた根古。そんな時、根古は以前病院で出会った兎川と大学で再会し、現在は治ったという兎川の話を聞いて意気投合します。


<感想>

 「ねこにはいぬを」の続編です。続編タイトルで「ワンもあ」って、あまりのかわいさに背表紙を見るだけで悶絶しました。

 前作ではいろいろあったもののめでたくくっついてくれたおふたり。今回は恋人になってから半年後のお話で、どちらも当たり前に相手を思いやっている様子に嬉しくなりました。

 なんだかもうびっくりするほどラブラブです。犬飼はしつこいくらいに根古に愛を囁きまくり嫉妬し、そんな犬飼に根古もまんざらでもなさそうです。そんな感じでそれぞれの気持ちがしっかりお互いに向いているのが伝わってきたので、安心して最後まで読めました。恋心がブレない人達、本当に大好きです。

 そこへ登場してくるのが、前作で根古が意を決して行った病院で出会ったお兄さん・兎川でした。兎川は根古と同じ大学の新入生で、類友感から根古はあっという間に意気投合します。

 今はEDが治ったという兎川のアドバイスのもと、根古はしばらく犬飼とのエッチを控えて治療に励みます。これが実際に効果があったんですが、根古の知らないところで犬飼を挑発していた兎川。我慢の限界をむかえた犬飼が無理矢理根古を襲ってしまいます。

 それでも互いに謝り、仲直りしたふたり。ここの根古が本当にいい子でした……。明るい根古の本領が発揮されていて、兎川まで虜にしてしまうのもわかります。

 そしてついに根古のEDが完治!!……したかと思ったら、今度は犬飼の息子さんが不調に。思わぬ事態に動揺する根古がまたかわいかったりします。深刻な状況のはずなのに、犬飼のためと体を張って試行錯誤する根古に笑いが止まりません。根古の女子高生や女教師コスプレが決まりすぎなんです。

 犬飼の場合は心因性だったようで、根古が安心させてくれた後は色々オカシイことを経て復活していました(よかった!)。最後はきっちり振られてちょっとかわいそうだった兎川も、次の日には元気そうだったので安心しました。

 描き下ろしでは彼ららしいノリで同棲がはじまります。兎川のちょっとした嫌がらせさえも肴にしてしまうふたりはもう怖いものなしですね。なんかもう根古くんのポジティブさに泣きそうです。彼が再びEDにならないことを祈るばかりです。


<オススメ要素>

・絶倫むっつり×関西弁ED、恋人になってから半年後。
・尿道、コスプレ、録画など、治療の一環の(?)プレイ満載。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

Renta!【電子限定描き下ろし漫画付き】/


・前作





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