その発想はなかったBL10選 【漫画6小説4】

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 ストーリー中では自然な流れ、もしくは少しひっかかるだけのシーンでも、後から思い出してはジワジワくるシーンに私はよく出くわします。その場で噴き出してしまったものから、ある時突然思い出してひとりでニヤニヤが止まらなくなったものなど、ちょっとしたことが頭の片隅にこびりついて離れなくなった作品を紹介致します。



『ロマンスとジェラシー』 /重い実 (感想記事はこちらです

 『アホエロ』の違和感さんも強烈でしたが、私の中でジワジワくる人といえばこちらの四ツ川です。画面を見ないで目押しのできるパチスロ店店長……神業です。



『テディベアの別れ方』(表題作) /楽田トリノ (感想記事はこちらです

 かわいいビッチ受の雪宇、おんぶしてくれた攻の背中で……という珍しいシーンがあります。だかだか走る匡のうしろでもぞもぞする雪宇がかわいいです。



『きみのお尻に恋してる』 /ヤマヲミ

 攻の鶴野は究極のお尻フェチ。そんな鶴野がお尻を愛するようになった子供時代のエピソードが意外に切ないものがあって驚きました。受のお尻がひとりの変態の世界を変えた、すごいお話でした。



『ドSおばけが寝かせてくれない』 /ときしば (感想記事はこちらです

 最後の描き下ろしで衝撃の事実が発覚します。おばけの攻・康祐は、生霊を飛ばしている間も本体に意識があるらしいのです。「2人で3Pができる」ってすごい。夢と理想の3Pがここにありました。



『晴れたら君を迎えにいく』(オレはかわいい弟と) /高久尚子

 お兄ちゃん大好き弟攻、お兄ちゃんの膀胱を犯したいという考えから受に挿入したチューブを自分にも……という兄に頭を心配されるレベルの行動に走ります。本人は至って真面目なのがまた強烈なインパクトを残してくれます。



『ふたりの息子に狙われています 4』 /佳門サエコ (感想記事はこちらです

 3巻から続く描き下ろしで、双子に左右それぞれの担当乳首をいたぶられた啓一。勝負の仕上げにと双子のとった行動に度肝を抜かれました。



『鬼瓦からこんにちは』 松雪奈々(著)/小椋ムク(イラスト)

 陽太が鬼の大我に抱かれて射精すると、出した精液が白くてもちもちの子鬼(表紙でわらわらしているコたち)になる、エロいのになぜかほのぼのしてしまうお話。しかもこの子鬼には次の形態がありました。



『タヌキが嫁ちゃん。』 高峰あいす(著)/せら(イラスト)

 神様見習いの狸・健太は、アドバイスを求めて時々師匠様に連絡を取ります。彼らの携帯電話はドングリと葉っぱです。葉を耳元にあてて通話できます。



『腹黒アルファと運命のつがい』 ゆりの菜櫻(著)/アヒル森下(イラスト) (感想記事はこちらです

 オメガバースといえどそこにちりばめられたオリジナル要素に脱帽です。エクストラ・アルファに遭遇することは、ハリウッドスターに会う確立よりも低いらしいです。



『二人暮らしのユウウツ』 夜光花(著)/小山田あみ(イラスト)

 『不浄の回廊』の続編です。攻の西条が買ってきたコックリング。受の歩は当然自分が付けられると思って全力で拒否しますが、「俺が着けるからいいよ」と西条。そういえばそういうものだったと、自分がすっかりBL脳になっていたことに気づかされたシーンでした。



 どれもその発想はとにかくすごいと唸ってしまいました。冷静に考えれば突っ込みどころ満載のトンデモ展開だったとしても、本人達が至って真面目なせいか、謎の説得力にぐうの音も出ません。



 ご覧いただきありがとうございました!






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