コヨーテ Ⅰ /座裏屋蘭丸 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)ヨシュ・ガーランド…マレーネ。バーで働くピアニスト。

 (受)コヨーテ…リリー。人狼(ヴァラヴォルフ)。


<あらすじ>

 人狼であることは隠し、仲間とともに人に紛れて暮らしているコヨーテ。通っているバーで働いているピアニストのヨシュには、会うたびに口説かれています。
 互いをリリー、マレーネと呼び、本名すら知らずに相手に踏み込めずにいたふたり。しかしコヨーテに発情期が訪れ、ヨシュは自分に相手をさせてくれないかと誘いをかけてきます。


<感想>

 コヨーテ1巻です。冒頭のカラーが6ページもあっていやもう本当に美しい(私は紙本で購入しました)。かもし出される雰囲気が濃いです。セリフのないシーンなんかはまるで映画を見ているようでした。

 人の姿で人間に紛れて暮らしている人狼たち。仲間同士で群れをつくって生活しているようで、人狼狩りを手引きする組織・ガーランドファミリー(現ボスはヨシュの祖父)とは敵対関係にあります。

 組織間の闘争についてはまだ始まったばかりという感じで、過去の諸々も含め謎も多いです。争いに理不尽に巻き込まれつつも、ヨシュとコヨーテは互いを想いあっているように見えるので、気持ちの面では安心して読めそうな気がします。

 コヨーテは人狼であることを隠しているので、ヨシュと深い関係になるつもりはなかった様子。しかし突然訪れたコヨーテの発情期によりヨシュが本格的に口説きはじめます。

 娼館でのシーンはヘルマを入れた3Pなのに、これがすごく独特で艶っぽい。ファンタジーなヘルマの身体(両性)についてはダメな方もいらっしゃるかもしれませんが、ただただ美しいという印象が強かったです。さすが女神、神秘的。おかげでそのあとのふたりっきりでの肌色シーンがさらに盛り上がったような。

 情熱的なヨシュに対し、奥手そうに見えるコヨーテ。そんな彼が興奮すると爪が伸びるってわかりやすくて萌えます。最後の描き下ろしのお話でも存分に活かされていました。

 もうすぐ発売の2巻、楽しみで今からうずうずしています。


<オススメ要素>

・シリーズ1作目。
・人間×人狼。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

Renta!/
BookLive!/
ひかりTVブック/
コミックシーモア/
eBookJapan/
BOOK☆WALKER


・シリーズ
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・CD


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