<登場人物>
(攻)楠(くすのき)…十二支。亥の神使。清忠の番。(受)乃木清忠(のぎ きよただ)…胡太郎の従兄弟。胡万乃神社の分家当主。
<あらすじ>
お休み処から、小熊の神使の面倒を見てほしいと相談された清忠。境内の元客室を使おうと考えたものの、そこには冬眠するコウモリ達の姿が。胡太郎の期待に応えたい清忠は、多忙にもかかわらずコウモリの保護と小熊への指導をすべて請け負います。<感想>
シリーズ12巻目は楠と乃木さんの番篇、大将は子の仲能、さらにコウモリの神使・千歳の登場で乃木さん大好きな私はひとりで大喜びでした。千歳様に倣って私も清忠さんとお呼びしてもよろしいでしょうか。お休み処はもちろん、今回はコウモリの冬眠場所の相談も重なって、人間からも動物からも神使からも頼られている清忠さん。責任感や行動力は子供の頃からすでに身についていたようで、その優しさはコウモリの千歳を神使にしてしまうほど。それにしても少年時代の清忠さんかわいすぎやしませんか。こんな子に助けてもらったら生涯忘れられないのも納得しかありません。千歳登場時、ちゃっかり清忠さんにくっついていたのにすぐに楠に拾われているところを何度も読み返してはニヤニヤしています。
直と円の一件のときもそうでしたが、清忠さんがとにかく神使様方にモテまくっている……。神使を視認できるようになったのが比較的最近だからか敬う姿勢が強い上に、お役目第一のチョロ宮司ときたら皆様頼りたくなってしまうのかもしれません。
しかし今回清忠さんがあんなに頑張ったのは、頼りになるところを楠に見せたい想いもかなりあったのではないかと。なにかと理由をつけたがる大人な関係だったふたりが、終盤では清忠さんの方から理由なく求めていたのが感慨深かったです。
あと千歳の恩返しの内容って、楠の耳にはまだ入ってないですよね?実現することはないとは思いますが、楠が知ったときの千歳と清忠さんの御身が心配です。
<オススメ>
・楠×清忠 番篇・シリーズ12作目。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)DMMブックス【電子限定おまけ付き】
・シリーズ

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