<登場人物>
(攻)倉坂恭太郎(くらさか きょうたろう)…平凡なサラリーマン。
(受)リューノ…未来からきた猫系獣人。ネコ耳ネコしっぽ。
<あらすじ>
平凡なサラリーマンの恭太郎が仕事から帰宅すると、クローゼットからネコ耳の生えた獣人が現れます。未来からきたというリューノは、人類の滅亡を食い止めるためだといって恭太郎に精子の提供を要求してきます。
<感想>
恭太郎の部屋のクローゼットからある日突然飛び出してきた、ネコ耳ネコしっぽのリューノ。未来からきたというリューノは、開口一番恭太郎の精子が必要だと息巻いてきます。
どうやらリューノの生きる未来では人類は獣人へと進化したものの、繁殖能力が低下し滅亡の危機に瀕しているらしいです。そこで純粋な人間である古代人代表として、恭太郎に白羽の矢が立ったとのこと。恭太郎の困惑をよそに、リューノは未来から持ってきた不思議道具を使って恭太郎の精子を回収しようとします。
そこで活躍してくれるのが触手さんです。まさか触手が出るとは思っていなかったので序盤から歓喜しました。しかもこの触手、ルンバっぽい形状の機械からいっぱい出てくるんですが、リモコン(?)で操作できるようなのです。ボタンをカチカチいわせながら触手を操るネコ耳……いいもの見せていただきました。
最初は嫌々だった恭太郎でしたが、搾精のときにセっ○スするようになったこともありふたりの距離は一気に近づきます。しかしリューノが未来に戻る際に恭太郎の記憶を消していくと宣言しているため、すんなり恋人に、とはいきません。
そして実は恭太郎が精子の提供者に選ばれたことにも理由があり、そのあたりのことも含めてリューノは自分の任務に対して迷いが生じます。人類の存続がかかった任務か、恭太郎と一緒にいることをとるか、リューノは過酷な選択を迫られますが、そのあたりは意外とすっきり解決していました。タイムトラベルが当たり前の未来のようですし、おそらく幸せルートの世界線を見せていただけたんだと思います。
猫の獣人というだけあってリューノのネコ耳やしっぽの動きがかわいくて萌えました。特にしっぽがリューノの感情のままに動いている感じがして本当にかわいかったです。
描き下ろし「after story」では、クローゼットに残されていた未来道具を発見した恭太郎、おかげで触手を再び拝むことができました。紙本カバー下にも漫画が1Pあり、そちらでもかわいいリューノのしっぽがいい仕事をしていました。
<オススメ要素>
・平凡リーマン×ネコ耳ネコしっぽの未来人。
・操作できる触手。
<関連作品>
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