私の場合、あの作品やこの作品の予約を忘れないよう過去の自分にアドバイスしたくなるときがあります。
・『おねだりクリプティックキャット』 /理原 (感想記事はこちらです)
人類の滅亡を食い止めるため、未来からやってきたネコ耳ネコしっぽの獣人・リューノ。リューノがいつかは未来にかえってしまうことに切なさを感じながらも、私は彼の繰り出す未来道具に釘付けでした。
・『はつ恋』 榎田尤利(著)/小山田あみ(イラスト)
事故がきっかけで、高校生に戻ってしまった久我山(31歳弁護士)。過去の自分の体に意識だけが入ってしまったという不思議な形なので、青春をやりなおすオジサンの心境が楽しいです。
・『猫の王国』 犬飼のの(著)/yoco(イラスト) (感想記事はこちらです)
取り返しのつかない事態を少しでもマシな方向になるようやり直そうとする、とても切ないお話でした。ファンタジーな猫人さんたちが切なさを少しマイルドにしてくれています。
・『イエスタデイをかぞえて』 綾ちはる(著)/黒沢要(イラスト) (感想記事はこちらです)
涙腺崩壊小説といえば私の中では今でもこちらの本が浮かびます。死んでからも恋人のために人生やり直すとは、三島はやっぱり男前です。
・『少年は神の子を宿す』 夜光花(著)/奈良千春(イラスト)
シリーズ5作目で、窮地に追いつめられた樹里はマーリンとともに未来へと渡ります。アナザーストーリーとあわせて読むと、ここがけっこう重要なシーンだったことが今になってわかりました。
他にも思いつく作品があるにはあったのですが、評判は耳に入ってくるものの読めていない本ばかりでした……。絶対切ないに違いない!と思うとなかなか手が出せずにいます。
ご覧いただきありがとうございました!
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