<登場人物>
(攻)市川史郎(いちかわ しろう)…大学生。元遊び人で有名。(受)川吉れんげ(かわよし れんげ)…大学生。史郎の恋人。金髪。
<あらすじ>
お互いに謝り一応仲直りをしたれんげと史郎。しかし史郎がなぜ怒っていたのかをれんげは理解しておらず、再びケンカになってしまいます。<感想>
『ところで今は何番目でしょうか。』、『史郎くんのいちばんめ。(1)』に続く、シリーズ通すと3冊目、完結巻でした。バイト先の先輩・渡橋さんにアプローチをかけられても全くなびかないれんげがかっこよくてかわいかったです。しかも振る時の言葉選びもれんげらしさが溢れていてすごくいい。渡橋さんのことがだめなわけじゃない、とちゃんと言える優しさ。偉い。
そんなれんげにいつのまにかすっかり夢中になっていたらしい史郎くん。実はけっこう振り回されているのに、過去の行いのせいで誰にも同情されないところに何度も笑いました。
のえるくんだけが不憫に感じているのも、余計に滑稽な感じがしてむしろ楽しくなってきます。れんげの想いが報われて本当によかった。たしかれんげの方が史郎くんより年が上なので、このまま無自覚に翻弄していくのがお似合いな気がします。
後半は番外編や描き下ろしで、ふたりの甘々な日常をたっぷり補給できました。最後の「描き下ろし②」は紙コミックス限定収録で、デート後ラブホに着いたふたりのお話。オモチャで遊びたい史郎くんと知識皆無のれんげの攻防(?)にニヤニヤが止まりませんでした。
<オススメ>
・元遊び人×健気ゆるふわ。・シリーズ3冊目、完結。
<関連作品>
・電子版(お試し読みができます。)
DMMブックス【描き下ろし付き】
・シリーズ

ところで今は何番目でしょうか。 /田中森よこた 【漫画感想】

史郎くんのいちばんめ。(1) /田中森よこた 【漫画感想】

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