とろけるくちびる /高崎ぼすこ 【漫画感想】

記事内に広告が含まれています。


<登場人物>

 (攻)雨宮理久(あまみや りく)…人気俳優。

 (受)相原涼(あいはら りょう)…デザイン会社社長。


 高瀬修二(たかせ しゅうじ)…デザイン会社社長。相原の元同僚で元カレ。


<あらすじ>

 仕事は順風満帆の社長・相原は、飲み過ぎた接待の帰り道、疲れと寂しさのあまり座り込んでしまいます。そこへ声をかけてきたのは、人気俳優の理久。サングラス姿の理久に本人とは気づかずにクダを巻いたあげく家にまで連れ込んだ相原でしたが、後日、相原の会社の手がけるCMの出演者として理久が再び現れます。


<感想>

 『たどるゆび』の攻・高瀬さんの元カレとして登場していた相原さんのお話です。あちらでは花村目線だったせいか高瀬さんとは対等な関係に見えていた相原さん。自信満々のパリピ社長かと思っていたら、意外と謙虚でとてもかわいい人でした。

 自分で立ち上げた会社の業績は良好な上に世渡り上手と、何でもできそうな相原さんですが、仕事ばかりで出会いのない日々が寂しかったようです。酔っ払って道端で座り込んでしまう姿が切ない。幸せを見つけているという「周り」の中には高瀬さんたちも含まれているのかもしれません。

 そんなときに出会ったのが、人気俳優の理久。若さを溢れさせてぐいぐいくる年下に、なんだかんだで振りまわされる相原さんがかわいくて、そして壮絶に色っぽい。寂しがりやの甘え上手な年上受ってもう完璧じゃないですか。

 それに対してとにかく若い理久。後先考えずに相原さんに迫ってきますが、仕事への努力は惜しまずその取り組み方も相原さんと波長が合うようです。しかもベッドでの手の動きがなんかすごかったです。下着に入れたり鷲掴んだり、新鮮でした。

 高瀬さんもちょっと出てきてました。相原さん側から見ると清々しいくらいのインテリメガネで、どうしてかさらに好きになりました。相原さんがなにげに「修二」と呼んでいるのもツボだったりします。理久をフォローしてくれたのは花村でしょうか。

 怒涛の肌色シーンはたいへん綺麗で、バリエーションも豊富。それに加えて、キャラクター達の仕事に対する姿勢が素敵でした。チャラい人たちが当たり前に努力して成功しているって、王道ですが読んでいてとても元気が出ます。


<オススメ要素>

・年下イケメン俳優×寂しがり年上社長。
・華やかな世界のお仕事モノ。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

BookLive!【電子限定特典付き】/
Renta!【電子限定描き下ろし漫画付き】/
ひかりTVブック【電子限定特典付き】/
コミックシーモア【電子限定特典付き】/
eBookJapan【電子限定特典付き】/
BOOK☆WALKER【電子限定特典付き】


・シリーズ


にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ


コメント

タイトルとURLをコピーしました