※成年マーク付きです。
『異形ト蜜~蕩ける搾精生活~』(表題作)
<登場人物>
(攻)綾斗(あやと)…見た目はミステリアス系イケメン。背中から触手が生えている異形。(受)石田茉広(いしだ まひろ)…大学生。孤独なビッチ。
<あらすじ>
顔がいい男が大好きで、特定の相手は作らない主義の茉広。ゲイクラブでミステリアスな雰囲気の綾斗のナンパに成功しますが、綾斗の自宅マンションで茉広が事に及ぼうとしたとき、綾斗がその正体を現します。<感想>
見た目は完全に人間なのに、背中から触手が生えていたり二人に分裂できたりとけっこういろんなことができる綾斗。触手も太さや形は自由自在、切り離して遠隔操作もできてとても優秀です。おかげで成人指定にふさわしい夢の詰まったプレイをたくさん見せていただけました。綾斗自身については本人がちらっと過去の話をするだけであまり詳しくはわからないのですが、最初の「彼」との結末を考えると茉広に対してはおそらくかなり手加減していそうです。綾斗の醸し出す余裕がなんだか不気味で、でも茉広をずっと大事にしてくれそうな謎の説得力がありました。
茉広も、綾斗に外堀を埋められて身動きとれなくなっていく感じがとても似合うお方。綺麗で奔放だった茉広がじわじわと堕とされていく姿は、食虫植物に絡め取られてちょっとずつ溶かされ食べられていくようで見応えがありました。
描き下ろしでは綾斗の心情も少しわかるようになっていて、綾斗にも人間に紛れて生きる上でそれなりの苦労があったことがうかがえます。完全に綾斗の手に堕ちた茉広が少しでも長生きできるよう祈っております。
『主人は拾われエルフを淫れ堕としたい~性具による歪んだ愛の示し方~』
<登場人物>
(攻)マティアス…主人。寡黙。32歳。(受)ルカ…エルフ。マティアスの執事。
<あらすじ>
幼い頃にマティアスに命を救われ、現在は執事として働くエルフのルカ。命の恩人の主人・マティアスに懸命に尽くしているものの、寡黙なマティアスの反応はなくルカはあまり口をきいてもらえません。<感想>
むっつりご主人様と名器(?)をお持ちのエルフ執事とのめくるめくお道具プレイが拝めました。エルフは感度が良いらしく、初めての尿道責めに戸惑いつつも体は難なく順応。これはマティアス様がエスカレートするのも頷けます。それにしても片時も離れるなんて考えられないと堂々との言ってみせたマティアス様……「立派なメスエルフ」のセリフはさすがに初めて聞きました。その清々しいほどの執着心と今まで一体どうやって折り合いをつけてきたのでしょうか。
カバー下によるとマティアス様は色々と不器用なお方のようですが、タガが外れるってこういうことなんだろうなと大変勉強になりました。
<オススメ>
・ヤンデレ触手×寂しがり屋ビッチ・寡黙な主人×拾われエルフ執事。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
FANZAブックス

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