<2017年11月10日発行>
<登場人物>
(攻)榊明斗(さかき あきと)…海外帰りの若手指揮者。オレ様。28歳。
(受)伊月結弦(いづき ゆずる)…榊を取材する女性誌編集。26歳。
(攻)大和涼介(やまと りょうすけ)…クラシック雑誌の編集。久世にフラれたかもしれない。26歳。
(受)久世薫(くぜ かおる)…日本のトップオーケストラソロ主席のヴィオラ奏者。榊とは大学の同期。クラブに通う遊び人。28歳。
<あらすじ>
会社の冬休みに榊たちとドイツを訪れた伊月。そこで行われる学生有志のコンサートで榊が指揮を振り、余興で伊月がピアノを弾くことになります。
困惑しつつも榊のおかげで演奏を楽しめた伊月は、より榊に惹かれていきます。
<感想>
ストーリーはいつもの高崎先生という感じでも、ドイツに行ったり、榊の住む場所が変わったり、回想が入ったりで飽きずに楽しめました。
ところでこのふたりは恋人でしたっけ? 今のところ伊月が流されてるだけ……に見えます。このあたりは連載が「CIEL」だったというのを強く感じました。
榊と伊月の雰囲気はとても良さそうなので、いろいろ起こりそうな次巻に期待が高まります。
あとは久世さんが思った以上に曲者で笑ってしまいました。ビッチ受が苦手な方には避けたほうがいいシーンもちょっとだけあります。が、ここが大変色っぽいので平気な方には全力でオススメしたいです。
大和さんではなく久世さんのみが喫煙者というのもツボです。管楽器の奏者が煙草を吸うシーンは心配になってしまいますが、それが弦楽器の奏者になるだけで不思議と魅力が倍増して見える……という自分の新たな萌を発見しました。
肌色シーンも、変わらないド変態さんのおかげでバリエーションが豊富です。1巻から数えても被るものがないんじゃないでしょうか。早く3巻が読みたいです。
<関連作品>
・前作 (感想記事→それでも俺のものになる Qpa edition 1 /高崎ぼすこ)
それでも俺のものになる Qpa edition 2 /高崎ぼすこ 【漫画感想】
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