白刃と黒牡丹 2 /ゆくえ萌葱 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)白樺刀麻(しらかば とうま)…黒々組顧問弁護士。37歳。眼鏡。
(受)黒井憲剛(くろい けんごう)…黒々組若頭。37歳。
赤羽時也(あかばね ときや)…紅尾組次期若頭。以前、黒井が弟のようにかわいがっていた。
<あらすじ>
白樺のしつこさに根負けし、恋人となった黒井。黒井の目の傷の夢を見てうなされていた白樺を気にかけていたところに、過去に黒井が面倒をみていた赤羽が黒井の実家を訪ねてきます。近々若頭になる予定の赤羽は勉強のためだといって黒井のもとを度々訪れるようになり、白樺の機嫌は悪くなる一方です。
<感想>
1巻の時点で最高に男前だと感じていた黒井さん、2巻になってそれをはるかに超えてきてくれました。これは惚れる以外ないのでは……?引き続き頑張った白樺さんを胴上げしたい気分です。
前巻までのお話だと、白樺さんが粘りに粘ってようやく黒井さんを落とした印象が強かったのですが、今回は黒井さん側がどういう気持ちでいたのか答え合わせのような雰囲気でした。
黒井さんの懐に入れてもらったはいいものの、好きでいるのは自分だけなのではという不安が消えない白樺さん。そんな白樺さんへの黒井さんの気持ちの伝え方が全方位かっこいいのです。結局利用されただけだった赤羽さんさえも笑顔で立ち去ってしまうほどの完璧な立ち回り。なのに実はかわいく嫉妬もしてたなんて、きっかけを作ってくれた「彼女」のファインプレーに全力で感謝の拍手を送りたいです。「仲良く痴話喧嘩」、なんて素敵な響きなんでしょう。
黒井さんの目の傷だけでなく、白樺さんの手の傷もまるで対応するように描かれているところにも非常に萌えます。萌とシリアスでぐっときているところに、いつもいいタイミングで伴田くんとブサメンが笑いをぶちこんできてくれてずっと楽しかったです。
カバー下は先生のあとがき漫画と、ブサメンの答え合わせ。やはり難しかったブサメン探し、私が最初に見つけられたのは2カ所でした。
<オススメ要素>
・シリーズ2作目。
・執着眼鏡弁護士×超男前若頭。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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