恋するインテリジェンス 8 /丹下道 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)供威嵩平(ともい こうへい)…外務省第128期官。24歳。

 (受)黒瀬准(くろせ じゅん)…外務省第128期官。24歳。


 (攻)聖前蕗壬央(しょうぜん ろみお)…外務省第118期官。正統王子様系。34歳。

 (受)桃月鼓之(ももつき こゆき)…外務省第118期官。あざとかわいい系の任務をこなす。34歳。


<あらすじ>

 第128期分析官の黒瀬は、バディを組む供威がTCで自分がBCであることが不服。ポジション交代の隙を窺っていますが、手慣れた風な供威の態度に翻弄されてしまいます。


<感想>

 8巻は128期供威×黒瀬、118期聖前×桃月の2組が主役で、間にスキマが2編収録されていました。

 黒瀬ってけっこう面倒見のいいイメージだったんですが、供威に対してここまでツンツンしていたとはびっくりです。シリーズに登場するキャラは皆さんエリートで、特にBCは基本何かしらのツンデレ要素を持ち合わせていらっしゃいますが、黒瀬のツン具合は今のところ群を抜いているのでは。これほどまでに突き抜けてくれると、かわいらしく見えてきます。そんな黒瀬となんだかんだやっていけている供威もすごい。実は相性バッチリな気がします。

 後半で意外にも踏み込んだ内容を見せてくれたのが、聖前×桃月バディでした。仕事とはいえやはり際どい任務をしているBC・桃月さん。桃月さん自身は割り切った大人の仕事ぶりで、どこまでも明るい。対して王子様系だと思っていた聖前さんの方が深い闇を持っていたという、良いギャップを見せてもらえました。

 聖前さんの闇が顔を覗かせてきたときでさえ、桃月さんは気づかず華麗にスルーしているはずなのにそれがかえって聖前さんを救っているように見える不思議。桃月さん凄すぎます。しかも「このまま普通の聖前で」いいと言ってくれたのには感激でした。こんな執着を向けられてもまだそんな言葉をくれるなんて、なんという陽。頭のお花も大事にされているのがわかりますし、もう夫婦みたいですね。このふたりが大好きになりました。

 メインのお話からはそれますが、聖前さんの手が桃月さんの首に巻きついたとき、その場に居合わせてしまった牛通堂さんの慌てっぷりがツボでした。しかも千散さんが鈴を持っている事実まで自ら暴露してくれる大サービス。私は牛通堂さんを応援しています。


<オススメ要素>

・外務省第128期官供威×黒瀬編。
・外務省第118期官聖前×桃月編。


※紙本の帯に全プレ情報がありました。

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 応募締切 2021年2月9日(火)消印有効


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