<登場人物>
(攻)柳介次(やなぎ かいじ)…外務省第118期官。34歳。
(受)先森篠雅(さきもり しのまさ)…外務省第118期官。34歳。
<あらすじ>
過去には恋人のように過ごしていたこともあった外務省第118期官バディの柳と先森。しかし、海外でのある任務をきっかけに先森は柳との間に距離を置いてきました。
苦労して手に入れた招待券を手に先森を食事に誘うも、仕事を理由に断られてしまった柳。その後柳が現場で負傷したと連絡を受けた先森は……。
<感想>
雑誌で読んでいたときは正直わからないことも多かったんですが、こうしてまとまった状態で一気に読めると格段にわかりやすいと思いました(5巻の感想でも同じことを書いたような)。相関図がついているのもありがたいです。
軽いノリを装って常に先森を口説いていた柳、それをいつもクールにあしらっていた先森でしたが、以前はもっと距離が近かったようです。ところが、政治家に押し付けられた海外任務がそれはもう危険なもので、どうにか全員助かったものの、先輩達は大きな怪我を負い我玄秋草バディは解消となってしまいました。
当時新人だった先森は自分を責め、以来柳とは距離を置くようになりそのまま現在に至ります。時に情熱的に先森にアピールしつつも、先森の事情を知ってかいつもあっさりと引き下がる柳が切ないです。
そんな柳が負傷したときの先森さんがかわいそうで……。気にしてない態度を崩さないのに、周囲からは次々とさりげないフォロー入るのが胸にしみます。118期の皆さん仲いいんですね。
それから空港にいる柳にストップをかけた「内調」って、今我玄さんがいるところでしょうか?そして秋草室長が最後にかけた先森への言葉。先輩方がかっこよすぎで泣きそうになりました。
本編終了後には第108期官の紹介が掲載されています。この場所、このタイミングでの108期官、とてもドラマチックな演出で感動しました。冒頭の相関図では明かされていなかった皆様、顔に傷のある方を見るたびにこの6巻のお話を思い出すことになりそうです。
描き下ろしは柳×先森がひたすらイチャイチャしてました。といっても先森のツンデレは健在なんですが、口から出る言葉はツンツンしていても、身体はデレデレのかわいさです。
カバー下ではなんと5巻のその後です。桃月から「貴重な資源」についてふきこまれた藤野。同期たちはどうしているのかを聞いて回ります。ここでも武笠が活躍していて、深津の身が心配になりました。
<オススメ要素>
・外務省第118期官柳×先森編。
※紙本の帯に全プレ情報がありました。
<応募者全員プレゼント>
『官僚シリーズ4種ペーパー』
①~③を送料分(82円)の切手を貼った封筒に入れて応募できます(宛先は雑誌に記載)。
①「恋するインテリジェンス 6」帯の応募券
②雑誌「リンクス1月号」(2018年12月7日発売)の応募台紙
③92円切手
応募締切 2019年2月8日(金)必着
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恋するインテリジェンス ultimate(2)
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丹下 道 幻冬舎コミックス 2019年09月28日
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