<登場人物>
(攻)九重恵(ここのえ めぐみ)…α。高校生。理事長の息子。
(受)山田つぐみ(やまだ つぐみ)…Ω。高校生。狂犬ヤンキー。
(攻)山田春告(やまだ はるつぐ)…α。つぐみの父。九重学園の卒業生。眼鏡。
(受)山田黒鵐(やまだ くろじ)…Ω。つぐみの父。
<あらすじ>
ようやく両想いになり、お家デートを楽しむ恵。ガードがゆるくなったつぐみとの距離感に喜ぶ恵でしたが、つぐみは自分たちが番になったと勘違いしていたことが判明します。
<感想>
『めぐみとつぐみ』3巻です。恵に対するガードが無自覚にゆるくなっているつぐみがかわいい……!もはや1話1デレ以上あるような?真顔で当たり前のようにデレてくる三白眼は無敵です。あの狂犬がこんなに恵に懐いてくれるとは。先生がカバーそででおっしゃっている「猫がやっと懐いた様な気持ち」という表現がとてもしっくりきます。すっごく萌えました。
番になったと思い込んでいたつぐみの勘違いに始まり、恵の父親への説得、事情ありげな新キャラ・伊波くんの登場など、ふたりには新たな問題が浮上してきます。高校生とはいえ恵の方は将来のことを真面目に考えようとしていて大分大人な雰囲気に。
それに対して自分の責任はすべて1人で背負おうとするつぐみでしたが、彼もまた幼いわけではなかったんですね。なんでも気合で乗り切ろうとするつぐみの姿勢は見ている分にはスカッとして気持ちがいいほどなんですが、それに甘えていたのは恵の方だったのかも?となる展開には唸りました。高校生が番を持つことで大人になる過程を見せていただけているようで感激でした。
番外編として、つぐみのお父さんのお話「くろじとはるつぐ 婚約編」も収録されていて私は大歓喜しました。つぐみのお父さん大好きなんです……。本編が大変なところで次巻へ続いてしまっている分、終始ラブラブなお父さんたちには癒されました。浮気疑惑もなんのその、疑われた春告さんの方が涙している姿には笑ってしまいました。
描き下ろしは14話のその後、カバー下はつぐみ、春告さんそれぞれに怖い話をしてみたお話でした。親子でも反応が全く違って楽しいです。
<オススメ>
・頭のいい不良α×狂犬Ω。
・楽しいオメガバース。
<関連作品>
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