＜登場人物＞
（攻）マシュー・真名見（ましゅー・まなみ）…大学院生。眼鏡。２１歳。
（受）ハート…宝玉の一族の戦士。留学中に秘技を会得。１９歳。
ロロ…土の一族の戦士で族長。
ブラン…月の一族の戦士。最北の島に住んでいる。
ユダ…闘いの一族の戦士。モデラー。
ピサウ…太陽の一族の戦士。褐色の部族。
サイコルナガ…龍の一族の戦士。可愛いものが好き。
ヴァンピア…癒しの一族の戦士。祈禱師。
＜あらすじ＞
ハートが新入生として大学にやってきた頃。同じシェアハウスに住むマシューにとって、綺麗な上に謎の文化を持つハートはあまりに刺激的。互いに惹かれ合うも、王蛇合戦を控えているハートはマシューと恋人になることができません。
＜感想＞
カバーを広げると美しいお尻がたくさん浮かんでいて眼福です。２巻では、１巻の王蛇合戦で激闘を見せた戦士たちのなれそめやその後が描かれていました。
びっくりだったのは、すでにほとんど恋人の状態だったマシュー×ハート以外全員、私が想像していた左右と逆だったこと……基本なんでも喜んでいただくタイプなのでどれも大歓迎で、おかげでとても新鮮で大爆笑でした。
もっさり眼鏡だったマシューの、ハートと出会ってからの変わりっぷりには笑いました。しかもマシューといるときのハート可愛すぎませんか？王蛇合戦の戦士としての姿を先に見ているので、マシューの前でキラキラドキドキしている様子がもうかわいくて仕方なかったです。最初はハートをからかっていた大学の友人さんも後日マシューの前ではかわいらしくなっていらっしゃいましたし、もしかしたらマシューがそうさせているかもしれません。ハートが間に合ってよかったです。
あとはサイコルナガ×ヴァンピアの闘いのアクロバティックさに、攻受などもうどうでもいいのでは？な境地を見た気がしました。それからキューちゃんが大きくなっていたような。キューちゃんと彼らの恋の行方をさらに見守らせてほしくなりました。
カバー下は「王蛇合戦後のハートとマシュー」で、私も子供の頃初めて相撲を見た時の衝撃を思い出しました。
＜オススメ要素＞
・戦士たちのその後。
＜関連作品＞
・電子書籍（お試し読みができます。）
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