<登場人物>
(攻)伊勢谷レン(いせや れん)…双子の兄。日本トップの大学で優秀な成績を残している天才。20歳。
(攻)伊勢谷タクミ(いせや たくみ)…双子の弟。レンと同じ大学のスポーツ特待生。全日本レベルの水泳選手。20歳。
(受)伊勢谷啓一(いせや けいいち)…レンとタクミの義理の父親。バーテンダー。34歳。
海溜・T・クロフォード(かいる・T・くろふぉーど)…双子と同じ大学の留学生。日本人の母とイギリス人の父を持つハーフ。貴族。
<あらすじ>
双子の大学生レンとタクミと、3人で恋人になった義理の父親の啓一。結婚式を挙げたがる双子に動揺し夢にまで見てしまう啓一でしたが、そこへ双子の大学の同級生・カイルが現れます。カイルは、これまで得意分野では負けなしだったレンとタクミをあっさりと追い越し、啓一にも接触してきます。
<感想>
ラブラブ親子兼恋人のレンとタクミに啓一。冒頭から結婚式シーン(啓一の夢オチ)で幸せいっぱいだったものの、今回はかなり手強い当て馬が登場してきました。
それがイギリスから留学してきたという文武両道貴族のカイル。留学してきて早々に水泳ではタクミを抜いて大会新記録、大学ではレンをおさえて論文が専門誌に掲載、という双子も真っ青な大学生です。
ライバルが現れたことで双子の心に火がつき、啓一も嬉々として応援します。しかし、カイルは啓一のことが気に入ったようで、なんと「啓一を私のパートナーにする」宣言。3巻はいいところで終わってしまったので、4巻との同時発売が本当にありがたかったです。
本編は1~3話+2.5話の全4話で、この他に番外編や同人誌、全サ小冊子に掲載されていたお話、さらに描き下ろしが収録されていました。
本編では(たぶん)これまでに見られなかったレン、タクミのそれぞれ啓一と1対1での肌色シーンがありました。どちらも本番まではいかないんですが、これまでがずっと3Pだっただけにとても新鮮でした。
おなじみの3Pの方は同時収録の番外編で補充しました。啓一のパンイチエプロンを見て改めて思ったんですが、啓一ってけっこうハレンチお父さんですよね。双子は20歳まで本当によく耐えたなと思います。
あとこれも今回初めて知ったんですが、3人の名字って「伊勢谷」っていうんですね。タクミの大会シーンでさらりと出てきて「おおっ」となりました。
<オススメ要素>
・双子×義理の父親に脅威の当て馬登場。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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・シリーズ
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