<収録内容>
・本編1話
・イベントチケット優先販売申込券(申込期間2018年11月28日~2018年12月18日18:00まで)
・原作者 桜日梯子描き下ろし1P漫画
・キャラクターデザイン 芝 美奈子描き下ろしジャケット
・特典CD:オリジナルドラマVol.1「トーニャカさんと一緒 ~ニャンニャン写真編~」
・ドラマCD「トーニャカさんと一緒 ~ニャンニャン写真編~」 延長戦 シークレットコード
・音声特典:hug1オーディオコメンタリー(出演:小野友樹・高橋広樹)
・特典映像:hug2 web予告
・12Pブックレット
<感想>
原作が好きだったので見始めたアニメ。どうなっちゃうんだろう……?と正直不安もあったんですが、いざ放送が始まってみればドハマリしてしまい、気がつけば円盤を購入していました。
まずはケースを開いたときの背景にニマニマ(特にトイレ)。これ最初は写真かと思ったくらい綺麗でした。1巻の本編収録は1話のみ、2巻以降より少し買いやすいお値段です。
『本編1話』
原作でもちょこちょこ出てくるトモ君ミキちゃんカップルがオープニングを飾っています。このシーンどこだったっけ……?と思って確認してみたところ、原作3巻4話でのシーンでした。そんな感じで順番は前後しつつも原作の要所がうまい具合に繋がっていて、芸能界での恋愛ものというストーリーに主軸が置かれているのがわかりやすいです。
しかもトモ君のキャストが下野さんだったのには驚きました。そういえば下野さんは原作1巻に収録の「彼のドSスイッチ」がCD(雑誌付録)になったときに出演していらっしゃいましたね。
絵は最初から最後まで本当にきれいでした。特に背景がとてもリアルな描かれ方をされていて、現実の空間でキャラクターが動いているみたいに見えます。
そんなリアル路線の雰囲気にファンタジーを加えてくれるのが、チュン太の羽。気分に応じてブワッサァッと広がったかと思えば、ちょっと萎れてみたり。この羽の動きが一番アニメならではという感じで楽しかったです。
アニメ1話では原作1巻の2話くらいまで進みます。絡みシーンは朝チュンが基本ですが、裸でも不自然なモザイク的なものは一切入らないよう描かれているのはすごいと思いました。
『ブックレット』
12ページのブックレットで、表紙はアニメの原画?(すみません呼び方がわかりません)の高人さんです。「hug1」のあらすじと、キャラクター紹介(東谷准太、西條高人、佐々木拓、ミキちゃん、トモ君)が収録されています。
桜日先生の描き下ろし1ページ漫画もこちらに載っていました。スタジオに棲みついた猫に夢中の高人さんと、それを見つめるチュン太。天使は猫をも虜にしていました。
『特典CD:オリジナルドラマVol.1「トーニャカさんと一緒 ~ニャンニャン写真編~」』
全部で10分くらい、ネコになってしまった高人(トーニャカ)さんとその飼い主・チュン太のお話。トーニャカさん、チュン太と一応普通に日本語で会話してますが常にニャンニャン言っててかわいいです。語尾が「ニャ」になってしまうので、准太を呼ぶと「チュンニャ」になるのがたまりません。
抱きたい猫1位でチュン太のニャンスタグラムを沸かせている猫タレのトーニャカさん。これてっきり夢オチとかかと思ってたらそうでもないのでしょうか??これから発売の巻にも特典CDがつくようなので、そちらに続くのかもと楽しみにしています。
『ドラマCD「トーニャカさんと一緒 ~ニャンニャン写真編~」 延長戦』
シークレットコードでダウンロードできる音声特典です。「抵抗のある方はご遠慮ください」と注意書きのある通り、こちらは「BLCD」の雰囲気が強めでした。CD大好きな私にとっては感謝しかないですが、慣れていない方はびっくりしちゃうかもしれません。
特典CDはトラック3にわかれているのに対し、こちらはCDの音声も含めノンストップで17分ちょっとあります。CDでのトラック2と3の間が追加されていました。なので「延長戦」自体は約7分です。
マタタビに酔ったトーニャカさんとのアレコレ。色っぽくなったトーニャカさんの写真を撮りまくるチュン太が楽しそうです。そしてトーニャカさんのギャグ寄りの泣き声あり、すごーく艶っぽい鳴き声もあり……想像力が試される素敵な音声でした。
『音声特典:hug1オーディオコメンタリー』
小野さんと高橋さんのおふたりによるオーディオコメンタリー。1話について細かいツッコミを入れつつ裏話なんかも聞けたりして楽しいです。
アニメのここまでのクオリティのためにはスタッフさん方の弛まぬ努力とこだわりがあった様子。声優さんから見た俳優さんとの違いについてなど、アニメと絡めたおふたりのお話なんかも聞けました。にぎやかなwebラジオ(これはこれで大好きです)ともまた違った雰囲気で、つい耳を傾けたくなるコメントが満載でした。
<関連作品>
・原作
(感想記事はこちらです)
桜日 梯子 リブレ出版 2014-02-10
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