<キャスト>
(攻)杉野康一…駒田航
(受)桧木透…伊東健人
(攻)戌井…江口拓也
(受)辰見…古川慎
(攻)(受)無良…高橋広樹
(攻)(受)薬師寺…武内健
<感想>
原作既読です。ブックレットは見開きで、原作表紙で使われていたイラストがモノクロで収録されています。[辰見と戌井]のみ2巻、[杉野と桧木][無良と薬師寺]は1巻のイラストです。それぞれコミックスのものより少しだけ引いた角度(?)からのものなので、キャラクターの手の動きなどがよくわかって改めて萌えが募りました。
内容は、DISK1が原作コミックス1巻目の内容+αと2巻の「♯1」までで、順番もコミックス収録順とだいたい同じでした。DISK2は2巻の続きからで、「♯5」、「ラッキースケベ」のみ収録なしです。
『杉野と桧木』
チャラいとかっこいいが見事に同居している杉野くん(駒田さん)。吐息のひとつひとつまで色っぽくて、桧木さんが勘違いするのも納得できてしまいます。
おそらく音声でもわかるように時々状況についてのセリフが追加されているのですが、そのおかげでエロさが増すというありがたい仕様になっていました。桧木さん(伊東さん)の声でそれが入るとなんかこう……すごい。仕事中のお堅い話し方と絡みでのギャップが激しくて萌倍増でした。
『辰見と戌井』
冒頭は辰見(古川さん)が先生と致すシーンからのスタートです。ここで今となっては貴重な辰見の攻声が聞けます。この後、戌井に気持ちが向いていくにつれて辰見が微妙に変化していくのがたまりません。
そして戌井(江口さん)のオタクしゃべりが想像以上の迫力でした。抑揚はおさえめでぼそぼそ話していても意外と喜怒哀楽がわかりやすくて、戌井が本当に存在していそうに思えてきます。辰見のことが大好きな気持ちがダダもれている感じに、何度もニヤニヤしてしまいました。
それから「フェロモンTV」ががっつり聞けたのには笑いました。しかもわかりやすい。みさおちゃん(古賀さん)がとんでもなくかわいかったです。
最後の「おまけ」まで収録されていたのは本当に嬉しかったです。ラストは優しくて感動的な雰囲気での幕引きでした。
『無良と薬師寺』
こちらの「無良と薬師寺」も音声化してもらえたことが、私にとっては購入の決定打となりました。お話は3トラックに分けられていて、track3 無良×薬師寺、track4 薬師寺×無良になっている親切仕様。track5は2016年の麗人9月号付録に収録の「―上下の法則―」でした。ありがとうございます……!
無良博士(高橋さん)は第一声のフェロモン症説明の時点ですでに全方位かっこいいです。なんていい声。どこまでも自身に満ち溢れた研究者な感じを常に醸し出しながら、絡みシーンでも仮説を捲し立ててきます。後半で受になっても男らしく喘ぎながら絶対に黙らない博士、さすがです。
常に堂々としている無良博士に対し、助手の薬師寺(武内さん)が癒しを供給してくれました。受けても攻めてもかわいい。かわいいのに体力のありそうな男らしさもあって、最初に受けてからの攻に転じても違和感がありません。とてもいいリバを聞かせていただきました。
『特典フリートークCD』
一部店舗限定の予約特典で、CD本体にはかわいいみさおちゃんが印刷されています。トラックは3つ、3組それぞれ約5分くらいずつお話してくださっています。
♯1は、伊東さんと駒田さん。作品の舞台やキャラクターの印象についてなど、終始楽しそうな雰囲気で語ってくれています。和みました。
♯2は、古川さんと江口さん。現場は男性ばかりだったようで、そこで話題になっていたらしいことに爆笑でした。「えげつない話」のインパクトはバツグンです。
♯3は、武内さんと高橋さん。ここで急に漂うベテラン臭、本当に博士と助手のようなやりとりに最初から笑いが止まりません。作中ではリバだったおふたり、攻受の演じ分けについて貴重なお話を伺えました。
『アニメイト限定盤描き下ろし小冊子』
CDブックレットと同じサイズで、エンゾウ先生による3組それぞれ2Pずつの描き下ろしが読めます。
中でも一番印象に残ったのは、最後の「無良と薬師寺」。まさかのみさおちゃん誕生の由来が明かされていてびっくりでした。深夜テンションで異様に楽しそうな無良と薬師寺、こちらも音声で聞きたくなってしまいました。
<関連作品>
・通常版
ドラッグレス・セックス/CD/CRWS-0045
posted with カエレバ
・原作
(感想記事はこちらです)
(感想記事はこちらです)
・付録小冊子に「―上下の法則―」が収録。
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