<登場人物>
(攻)(受)葛谷善行(くずや よしゆき)…無職。30代。
(攻)(受)粕谷京太郎(かすや きょうたろう)…会社員。都内の本社から地方へ左遷。30代。
<あらすじ>
夏も終わる頃、田んぼに人が落ちているのを発見した葛谷。おっさんだったため一度はスルーしようとしたものの、話を聞くと粕谷に会いに来たといいます。しかし葛谷が粕谷宅に案内したおっさんは椿の父で会社の社長。娘に避けられている社長は、粕谷を完全に排除すべく直々に辞職を迫ります。
<感想>
粕谷がとうとう無職になったと思いきや、いろいろあって本社返り咲きが決定、葛谷も一緒に東京凱旋とめまぐるしくも楽しい一冊でした。今度こそふたりの仲がわかりやすく進展しているような……? そして今回もずーっと大爆笑でした。あーおもしろかった!
3巻は粕谷にキュンとさせられたシーンが多かったです。葛谷を見つけた時の一瞬の笑顔や、ずっとそばにいると思っていたのを茶化された際の表情に釘付けになりました。粕谷はレオに襲われたおかげで葛谷の気持ちにも理解を示し始めたし、ぐっと距離が縮んだように見えます。
あとは神の順応性が拍手ものでした。時代の流れに対応できる貴重な神。そもそも神って一体なんなのか、それは考えても良いことなのでしょうか。かわいい声で葛谷の腰を心配してくれたときはうっかり癒されてしまいました。
それから、事故物件から聞こえてきたラップ(音)がめちゃくちゃツボに入りました。なんでこんなにおもしろいんだろう……。このシーンを度々思い出しては笑いをこらえるのに必死です。
描き下ろしではついに「生き別れの双子」説が!! そうだと思って見るともうそうとしか思えないフラグが乱立している気がしてきます。
<オススメ>
・シリーズ3作目。
<関連作品>
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・シリーズ
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