淫紋–傲慢な魔法使いと黒珠の贄– 西野花(著)/笠井あゆみ(イラスト) 【小説感想】

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<登場人物>

 (攻)アドルファス…暁の魔法使い。赤の長髪、緑の瞳。150歳くらい。

 (受)ルゼルディア…ルゼ。ダークエルフ。王族。外見は20歳の70歳。


 サイラス…闇の魔法使い。ルゼに執着。


<あらすじ>

 生まれた時に闇の魔法使い・サイラスから祝福を授かったために、ダークエルフの王族でありながら不遇な扱いを受けてきたルゼルディア。さらにはサイラスから淫紋を刻まれ、魔力を帯びた精液を摂取しなければ正気を保てない体に。淫紋の効果で衰弱したルゼルディアは、世界で唯一サイラスに対抗できる魔法使い・アドルファスを頼ります。


<感想>

 ファンタジー淫紋に触手大活躍、私にとっては夢のようなお話でした。淫紋はルゼに謎の執着を見せてくるサイラスによって刻まれたもので、この淫紋を消すために、ルゼがアドルファスとそれはもう色々なことに挑んでくれるありがたいストーリー。ルゼの回想に登場する触手が活用されているのが大変に嬉しかったです。大魔法使いによってパワーアップしていく美しい触手、またどこかでお目にかかれないでしょうか。

 そこまで頻繁に出てくるわけではない触手ですが、どうしても語らずにはいられないシーンがあります。笠井あゆみ先生の麗しいイラストにも登場していて、これが修正の役割も果たしてくれているのです。受が最中にどれだけ足を全開にしようと、そこにバーンと陣取り引っ付いている触手がすべてを覆い隠してくれています。汎用性の高さにひれ伏さずにはいられません。触手修正、綺麗でした。

 それから最後に収録されていた後日談短編が印象的でした。「まぐわい」の文字をこんなに見たのは初めてな気がします。秘祭と呼ばれるにふさわしい楽しいお祭りでした。

 あとはあとがきにも笠井先生のイラストが!!冒頭で登場していた実の用途に笑ってしまいました。私にはもう卑猥な形にしか見えません。


<オススメ>

・暁の魔法使い×淫紋を刻まれたダークエルフ。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

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