兄弟制度のあるヤンキー学園で、今日も契りを迫られてます　/赤いシラフ　【漫画感想】

赤いシラフ

2023.02.132024.10.23

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兄弟制度のあるヤンキー学園で、今日も契りを迫られてます

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赤いシラフ秋田書店 2020年07月16日

＜登場人物＞

　（攻）本堂勇緋（ほんどう　ゆうひ）…高３。ヤンキー。

　（受）黒須叶（くろす　かない）…高１。眼鏡を外すとかわいい顔。

＜あらすじ＞

　本堂の通うヤンキー男子校には、兄弟の契りを交わして様々な意味で慕い合う兄弟制度があります。入学式の日、新３年生たちがお気に入りの弟を見つけようと新入生を物色していると、自分と兄弟の契りを結んでほしいとアピールする丸眼鏡の１年生が現れます。

＜感想＞

　弟はいらない主義の本堂さんと弟にしてほしい黒須くんのかわいい学園イチャラブ……だけだと思っていたら、本堂さんの過去の兄貴がアレな人だったり黒須くん自身にも秘密があったりして忙しくも楽しいお話でした。黒須くんは入学したばかりですが、波乱万丈な学園生活になりそうです。

　本堂さんの元兄貴・礼央が登場してきたときは想像の斜め上をいくお方でびっくりしました。礼央のやっかいさには驚くばかりで、これどう決着付けるんだろ、と不安になりましたがそれも黒須くんの秘密のおかげでなんとか……なったっぽいのはすごく好きな展開でした。

　あとは黒須くんのご両親。なんかそれらしい発言をしているような気がしていたら本当にそうで笑いました。しかもそちらが兄貴だったんですか。なにそれめちゃくちゃ萌えるじゃないですか。どこかにお父様方のお話とかないですか。よろこんで飛びつかせていただきます。

　まだ続編が出ているようなので、ふたりの楽しい学園生活を祈って次に進みたいと思います。

＜オススメ＞

・先輩ヤンキー×弟になりたい新入生。

＜関連作品＞

・電子書籍（お試し読みができます。）