<登場人物>
(攻)寺田康祐(てらだ こうすけ)…高校生。生霊を飛ばせる。17歳。
(受)松坂雄二(まつざか ゆうじ)…会社員。24歳。
(攻)川村大地(かわむら だいち)…大手企業の会社員。雄二のお隣さん。28歳。
(受)秋山拓実(あきやま たくみ)…元詐欺師。眼鏡。28歳。
<あらすじ>
恋人になった康祐をデートに誘いたい雄二ですが、康祐が受験生になりあまり会えなくなってしまうことに。
それでも雄二恋しさに生霊を飛ばしてくる康祐に、毎晩のように襲われている雄二。無理が祟って出勤が遅くなった朝、初めて会った隣人の川村に雄二の喘ぎ声が丸聞こえだったことが発覚します。
<感想>
なんだかもういろいろ好き過ぎて何から書いたらいいか分からなくなってしまいました。普段以上にとっちらかった感想になる予感がします……。
1巻でめでたく恋人になった康祐と雄二。2巻では康祐が受験生になったため、雄二とはあまり会えなくなってしまいます。寂しいながらも康祐を応援する雄二、これは切ない展開かな……?と思いきや、色情霊の康祐が毎晩雄二に会いに来てくれました。
色情霊がすることはもちろんひとつしかありません。生霊の康祐とお楽しみの翌朝、遅刻した雄二はお隣さんの川村に初めて遭遇、喘ぎ声が筒抜けだったことが発覚します。
この川村さんがなかなかの曲者で、無防備な雄二に康祐の嫉妬は膨れ上がるばかり。川村を牽制しつつも、それすらも惜しむかのように気持ちは全力で雄二に向いている様子が康祐の執着度合いの凄さがわかって萌えます。毎日生霊を飛ばしてくるぐらいの人ですもんね、愛が重いムッツリ攻は大好きです。
川村を巻き込んでの誤解が解け、雄二も気持ちを伝えてからの肌色シーンで康祐が(たぶん)初めて前髪をかき上げるシーンがあります。康祐がイケメンなのはわかっていたはずなのに、ここがあまりにもかっこよくてびっくりしました。こんなにすごいものを今まで隠していただなんて、ポテンシャル高すぎです康祐。
後半は、お隣の川村と1巻に出てきた秋山のお話でした。電車で雄二にちょっかいを出していた幽霊の秋山、まさか彼も生霊だったとは。そして元詐欺師という胡散臭い肩書きの秋山がこんな事情を背負っていたとはさらに驚きでした。しかも秋山に操られて雄二に痴漢していたのって、詐欺会社の社長でしょうか?細かいところで1巻と繋がっていて、探すのが楽しいです。
そういえば秋山って雄二の好みど真ん中だったような。このままでは康祐の嫉妬が倍増するんじゃないかと(雄二の体が)心配になりました。でもベランダでの2組のやりとりが楽しすぎていつまででも見ていたいです。
カバー下もびっしりでとても読み応えがありました。「汚しがいのあるメガネ」というフレーズがものすごいインパクトでした。
<オススメ要素>
・年下ムッツリ執着攻×強気ツンデレ受。
・兄貴肌攻×眼鏡ドツンデレ受。
※紙本の帯に全プレ情報がありました。
<応募者全員プレゼント>
『Charles Comics 感謝フェア第2弾 描き下ろし4Pリーフレット』
対象本の帯の応募券2枚1口をはがきに貼って希望のリーフレット1つに応募できます。(リーフレットはABCの3種類)。
応募締切 2018年8月31日(金)当日消印有効
<関連作品>
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