情熱的な蛇BL7選 【漫画2小説5】

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 ダメな人はどこまでもダメかもしれない蛇。私も生身の蛇を触れと言われたら躊躇すると思います。
 しかし蛇の出てくるBLをいくつか読んでみたところ、蛇の生態にはそれはそれは素敵な夢と可能性が詰まっていることがわかってきたのです。神秘的な体を駆使して情熱的に絡みついてくる蛇、ハマりました。



『十二支色恋草子 3』 /待緒イサミ

 3巻最初の「巳の巻」で、正隆が巳憑きになります。他の神使さま方には「全く蛇の交尾は……」と散々な言われようですが、私はこちらがシリーズ中で一番のお気に入りです。



『キチク -尿道責め-』(小便小僧におしおき!) /桜井りょう

 こちら同タイトルの単行本にもなっています。酔った受が山の白ヘビにおしっこをかけ、それに激怒した山の神様にお仕置きで尿道責めされるという、アンソロのテーマにあまりにもしっくりくる展開がインパクト大でした。




『獣始め 犬と蛇と三人婚』 かわい恋(著)/北沢きょう(イラスト)

 攻2人の3Pもので、1人が黒犬、もう1人が白蛇になれます。人のときは王子様のような白蛇のキリエ、受のいつきと絡む際には蛇の生態をこれでもかと活かしてくれます。



『白蛇恋慕記』 水原とほる(著)/コウキ。(イラスト)

 白蛇の憑きもの筋の家に生まれた受の操。生身の蛇ではありません。それでも操には確かに白蛇が憑いている、と思わされる瞬間にゾワッとします。美しくも艶かしい絶妙な表現に心を鷲掴みにされました。



『溺愛凶神さま、土蔵に監禁さるる』 鳥舟あや(著)/青藤キイ(イラスト)

 当て馬(?)的なポジションで白蛇さまが登場します。いろいろ容赦のない描写が多いので読む人は選びそうな作品ではありますが、受の桂衛が大蛇である白蛇さまに巻きつかれるシーンがどうにも好きでして。ここのイラストがとても気に入っています。



『溺愛竜神と輪廻の恋』 かわい恋(著)/えとう綺羅(イラスト)

 竜神様は蛇の王であるため、竜神様の子供達は皆さんヘビです。特に子ヘビがいい仕事をしてくれています。



『蛇神の姦淫』 櫛野ゆい(著)/古藤嗣己(イラスト)

 蛇が二本持つというのなら、その相手ができるのは特殊な体を持つ葵しかいない……まるで運命のような組み合わせに震えました。こちらはアンソロジー『エロとじ 濡』にも収録されています。




 すごくどうでもいい思い出話になりますが、遠い昔まだ学生だった頃、当時住んでいたアパートの廊下を小さな蛇がものすごいスピードでサーッと流れるように這っていきました。あまりにも速すぎて、ほんの一瞬の出来事だったのに今でも目に焼きついています。夕日を受けて青光りする体がとても綺麗でした。爬虫類アンソロとか出たらたぶん買うと思います。



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