<登場人物>
(攻)ヨシュ・ガーランド…マレーネ。バーで働くピアニスト。マフィアの後継者。
(受)コヨーテ…リリー。人狼(ヴァラヴォルフ)。
<あらすじ>
コヨーテがヨシュの子供の頃の写真を持っていたことで、ヨシュは自分がヴァラヴォルフのターゲットとなったことを悟ります。自分の正体をコヨーテに知らせようとするも、踏ん切りがつかずに伝えられないままのヨシュ。まずは何が起ころうとしているのかを知るため、アレンの協力の下でヴァラヴォルフの拠点を探り始めます。
<感想>
コヨーテ2巻です。2巻でも冒頭のカラーが6ページ(+口絵)も収録されていました。どこから見ても艶っぽくて絵画のようです。
2巻の始まりではヨシュだけが自分が狙われていることに気づいていて、それについては何も知らないコヨーテが、様子のおかしいヨシュを思いやる姿がなんともかわいいです。しかし発情期が終わり、コヨーテがヨシュの部屋を後にしてからはシリアス展開が続きます。
ガーランドの後継者であることをコヨーテに伝えられないまま、ヴァラヴォルフについて探りを入れていたヨシュは、それを最悪のタイミングでコヨーテに知られることに。そこからはずっとふたりはすれ違いです。コヨーテの涙が切ない。
途中、感情的になったコヨーテが狼姿を披露してくれるんですが、これがとても美しかったです。夜の闇の中から見下ろされたらさぞかし怖いだろうと思います。
それから、ヨシュとコヨーテの過去に関することが少しずつ明らかになってきました。ただ本人が口にしたことではないのでまだまだ謎は多いまま。15歳のヨシュがしたことはどこまでが真実で、どういう事情があったのか、さらにはコヨーテの出生のことも気になります。
本編がシリアスなまま次巻へ続いてしまったので、描き下ろし『sweet days 7 -scene:5 マレーネ宅での1週間-』で甘さを補給させてもらいました。当たり前に彼シャツを着ているコヨーテを見るたび萌え転がっています。
<オススメ要素>
・シリーズ2作目。
・すれ違い。
<関連作品>
・シリーズ
(感想記事はこちらです)
(感想記事はこちらです)
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・CD
ドラマCD「コヨーテ 2」 (初回限定盤) [ (ドラマCD) ]
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