<登場人物>
(攻)朝一(あさいち)…弱小バンドのボーカル。
(受)ヨル…朝一のバンドにサポメンのベースとして参加。元はボーカル。
<あらすじ>
朝一がボーカルを務めているバンドからベースが脱退し、サポメンとして加入することになったのは別のバンドでボーカルだったヨル。カヨイを除くバンドメンバーで打ち上げと称してファンの女の子達とホテルに向かいますが、そこで朝一がまさかのアヤマチを起こします。
<感想>
あらゆる面で攻よりもスペックの高い受・ヨルがなぜか朝一のことが大好きという珍しい構図が新鮮でした。朝一はといえばバンドをはじめたのも単に女にモテたいから、といういかにもなボーカル(そして曲作りのセンスはないらしい)。ヨルは見た目はかっこいいのに天然というか、もしかしてちょっとアホのコ入ってる……?と感じられるくらいの朝一大好き具合でした。
最初がいおり・しおり兄妹のお話だったので、最初はヨルといおりがメインなのかと思いました。おかげでこの兄妹のことが大好きになり、いおりにいたっては中盤で朝一にかなり容赦ない仕打ちをしてきますがどうにも憎めなくなってしまいました。
私怨を募らせたいおりと友田に朝一が襲われるシーンは凄まじいものがありました。ここの詳細は同人誌でも読んだんですが、やはりこちらもなかなかです。苦手な方にはオススメできないものの、でもここまで朝一がボロボロにされたからこそ彼はヨルに優しくなれたように思えました。
この後でヨルまでひどい目にあったらどうしよう、と少し不安になりましたが、いおりはヨルには優しかったのでそこは安心しました。ヨルは愛されてますね、きっと日頃の行いがいいから……。
ヨルの献身的なお世話のおかげか、めでたくヨルと付き合うことになった朝一が、その後意外と初々しいことを考えていたのが微笑ましかったです。
<オススメ要素>
・ヘタレ攻×健気一途受。
<関連作品>
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・シリーズ
(感想記事はこちらです)
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