ハッピークソライフ６　/はらだ　【漫画感想】

はらだ

2024.11.23

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ハッピークソライフ（6）

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はらだ竹書房 2024年10月17日

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＜登場人物＞

（攻）（受）葛谷善行（くずや　よしゆき）…居酒屋バイト。３０代。

（攻）（受）粕谷京太郎（かすや　きょうたろう）…会社員。都内の本社へ復帰。３０代。

＜あらすじ＞

　宅飲み用のつまみを買いにコンビニに寄った葛谷と粕谷。そこで粕谷が手に取ったチョコミントアイスに対し、葛谷の放った一言がきっかけで乱闘が勃発します。

＜感想＞

　６巻もいろいろ盛り沢山でいっぱい笑いました。キャラ総出のチョコミント問題に始まり、神充電、行方知れずだった匠、鳩にNTRまで、クズカスのおふたりには無限の可能性を感じます。

　中でも一番驚いたのが、巨匠（きょたくみ）の復讐劇。神アプリの充電システムにも驚愕でしたが、それがこんな懐かしの触手復活に繋がっているとは。「恥辱の限り」の言葉に私もふたりと同じ期待をしてしまったのは内緒です。

　それから横島がようやっと本懐を遂げた（？）のに、むしろダメージを追っているのもおもしろい。粕谷に関する一連の騒動の発端といってもいいくらいでけっこうゲスなことをやってきているはずなのに、ホテルで壁越しの声を聞かされている背中はなぜだかとてもかわいそう。鳩対策に呼ばれたレオもそうでしたが、本人たちも知らないところで葛谷と粕谷なりの復讐っぽいことがなされているのが爽快です。

　同棲になんの違和感もないくらいには、距離が近くなってきているふたり。普通にただいまやいってきますを言っているし、桜さんのおっしゃる通り少しのずれも認められなくなってきているのかもしれません。そういえば、コンビニでチョコミントアイスを置いてしまったおじさまのことをよく思い出します。どうか好きな物を食べられていますように。