心、溶ける調教開発生活　/ミツハシトモ　【漫画感想】

ミツハシトモ

2025.02.26

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心、溶ける調教開発生活（DaitoComics　BLシリーズ） [ ミツハシトモ ]

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2025/01/27 発売

＜登場人物＞

（攻）神崎悠人（かんざき　ゆうと）…ハイスペイケメン。金持ち。モデル。

（受）中野大樹（なかの　だいき）…高校生。悠人の恋人。お人よし。

（攻）九条輝一（くじょう　きいち）…転校生。関西弁。オープンゲイ。

（受）田中類（たなか　るい）…売れっ子タレント流河瑠生。悠人に憧れている。２２歳。

＜あらすじ＞

　仕事でスノーボードの撮影が入った悠人と瑠生。二人の練習のため、大樹と輝一は４人でスノボ旅行へ出発します。しかし吹雪く雪山で輝一と大樹が遭難。ホテルに残された悠人と瑠生は捜索隊を要請したものの、募る不安に耐えきれなくなった悠人は１人ホテルを後にします。

＜感想＞

「調教開発シリーズ」６巻は、５巻で予告されていた通りイチャエロスノボ旅行回。ハプニング満載の初四人旅行はそれぞれの人となりがこれまで以上に見えてくるシーンが多く、シリーズを追いかけてきた者としては嬉しくなる瞬間がたくさんでした。

　しかしまあ悠人の愛の重さには毎度恐れおののいております。雪山に大樹を探しに行くまでは悠人ならやりかねないと思っていたのですが、その理由が……！　「せめて同じ雪山で」、となる発想に目玉飛び出そうになりました。それは予想できませんでした、愛が重くて大変よろしいです。

　それから瑠生さんの年上としての振る舞いも見れてラッキーでした。意外と保護者としての自覚がある様子で、なんだかんだで輝一は面倒を見てもらっていたのかと思うとかわいさが増してきます。唯一の大人としてちゃんと怒ってくれたのもよかったです。

　大樹の男前もだいぶ加速してきて、本気で一生添い遂げる気でいるんだと伝わります。いろいろ先の読めないふたりですが、今後も仲良く調教開発生活を探求していってくれたら嬉しいです。