よるとあさの歌 Ec /はらだ 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)朝一(あさいち)…バンドのボーカル。

 (受)ヨル…朝一のバンドのベース。元は別バンドのボーカルだった。


<あらすじ>

 ヨルがファンからストーカーを受けていると知った朝一は、ヨルに自分の部屋の合鍵を渡し、喜んだヨルと外でキスをします。その様子をファンに撮られていたふたり。バンドメンバーとも話し合い無視することになりますが、その後写真を撮ったファンとヨルの家の前で鉢合わせます。


<感想>

 続編で「Ec」とはなんて洒落たタイトル。カバー下に「小話集感覚で」とある通り、まさにアンコールなノリもありつつ、でもしっかりストーリーも進んでいて期待していた以上に楽しかったです。

 とにかく朝一がかっこよくなってました。ヨルに優越感を感じていたりひとりで暴走したりとらしさはそのままなんですが、いつもヨルのことを気にかけているのがそこかしこに見られてニマニマしてしまいます。

 そして今回もヨルのアウトローホイホイが発動、メンヘラストーカーのひよりちゃんに、ヨルのもといたバンドメンバーの日留川さん。どちらもクセの強いキャラクターでしたが、やっぱりどこか憎めない人たちでした。

 ソファがダメになったあたりは朝一ひどい……と最初は思ったんですが、そういえば彼にはかなりのトラウマがあったんだったと思い出してからは、むしろ2回もきちんと掃除をしてて偉いなと感じてしまいました。その後のドッタンバッタン大騒ぎには何から何まで笑いが止まらなかったです。

 前作からのファンの女の子たちも登場し、ひよりちゃんも交えて一同に会するシーンはまさに地獄絵図。それぞれの思惑が切実すぎて一言一句見逃せませんでした。でもしおりちゃんを迎えにきたいおりさんが言葉を濁したときは、ちょっとだけ切なかったです。

 朝一とヨルの関係もより甘くて深いものになったようですし、バンドの将来についても進展していてとても濃い1冊でした。あとはひよりちゃんの待ち受けの朝一の顔と、詐欺事務所の名前がツボでした。


<オススメ要素>

・よるあさアンコール。
・地獄の全員集合。


<関連作品>

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(感想記事はこちらです


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