秀良子おまけ集 Footprints /秀良子 【漫画感想】
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<収録内容>
(帯より)
・10周年記念にBL作から「最近の彼ら」を描いたイラスト9点(onBLUE vol.49より再録)
・ロングインタビュー「ときめくことで、救われてきたから」(onBLUE vol.49より再録)
・特典ペーパー50点超
・フェアや販促で描いたショート漫画14本
・コマノと夏樹シリーズの同人誌「雨の日」
・サイン会配布のお土産小冊子
・単行本未収録ショート「無人島に流れついて三日が過ぎた。」(一迅社)
<感想>
秀良子先生の画業10年ぶんの特典物や単行本未収録のショート漫画がみっちり掲載されています。onBLUEでのインタビューや、他の先生の特集記事へ寄稿されていた漫画もあるのが特に嬉しいところでした。雑誌の特集記事がこうして単行本になるのってすごく珍しい気がするので、ものすごくありがたいです。
10周年作品年表と「最近の彼ら」の後からは、作品ごとにショート漫画やイラストがまとめて収録されていて読みやすいです。インタビュー記事は最後で、先生ご自身についてや多くの作品についても触れられていて、興味深く拝見いたしました。寄稿漫画では先生同士の繋がりなんかも知れてテンション上がります。
中でも「無人島に流れついて三日が過ぎた。」は初めて見たので短いながらもインパクトがありました。ほとんどセリフがないのに、ほのぼのしながら眺めてしまう男二人の無人島生活。突如訪れたラストがあまりにも衝撃で、しばらく放心状態でした。
出版社の垣根を超えてBL以外の作品の収録もあり、単行本を持っていなくても興味をそそられるものがたくさんです。永久保存版として、大切にしたくなる本でした。
<オススメ要素>
・10年ぶんのおまけ集。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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