ハッピークソライフ４　/はらだ　【漫画感想】

はらだ

2022.11.302024.11.23

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ハッピークソライフ（4）

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はらだ竹書房 2022年10月17日

＜登場人物＞

　（攻）（受）葛谷善行（くずや　よしゆき）…居酒屋バイト。３０代。

　（攻）（受）粕谷京太郎（かすや　きょうたろう）…会社員。都内の本社へ復帰。３０代。

＜あらすじ＞

　葛谷のアパートで同居を始めた粕谷でしたが、隣を歩く葛谷のあまりの芋っぷりに驚愕。葛谷をトータルコーディネートするためサロンやショップへと連れ回します。

＜感想＞

　４巻も爆笑したり胸に迫る描写にぐっときたりと楽しい１冊でした。クズカスの距離は縮んでいるようなそうでもないような……そんなことを毎回言っている気もしますが、そもそも挿しつ挿されつな関係な以上、距離がどうとか考えること自体意味がないのかもしれません。

　変わらずエロへの探求心がとどまるところを知らないおふたり。こんな人たちだから神もついてきてくれたんでしょうか。神棚かわいいです。常にツッコミを入れつつも絶妙な匙加減で願い事を聞いてくれる神、いいキャラしてて大好きなんですが、葛谷の言葉にガタガタしていたときはさすがに心配になりました。ホント一体どういう感情だったんでしょう。

　それからしりもじりふぐり先生のお話は笑いながらも色々考えさせられました。私はどうしてもファン目線で見てしまうので、サイン会のコマくんかわいいな～くらいの気持ちで読んでいたら、ふぐり先生はなかなか大変な事情を抱えているご様子で。でも最後はなんだかいい方向へと進んでくれたように感じられたのでほっとしました。葛谷と粕谷のおかげですね。

　葛谷と粕谷がふたりでいることで良くも悪くも周囲に影響を与えているのを感じた４巻でした。葛谷のお隣さんや粕谷の会社の人たちなど、まだまだ犠牲者（？）は増えていきそうな予感がします。

＜オススメ＞

・シリーズ４作目。

＜関連作品＞

・電子書籍（お試し読みができます。）