アンダーグラウンドベイビーズ /akabeko 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)山田龍(やまだ たつ)…地下闘技場の新入り。元ボクサー。
(受)天馬(てんま)…ヤクザ。地下闘技場を運営。
<あらすじ>
ルール無用の闇アマチュア格闘技を運営しているヤクザの天馬。深く考えるのはやめ、流されるままに生きている天馬でしたが、地下闘技場に新たに連れてこられた元ボクサー・龍のふるまいに生前の兄を思い出します。
<感想>
一度足を踏み入れたら二度と地上に出られないのは、選手も運営も同じ。一瞬でも気を抜こうものなら命を取られる状況での閉塞感と、そんな環境でもほんのちょっとの希望にすがるように繰り広げられる恋愛模様にずっとハラハラしっぱなしでした。
連載中はふたりに未来があるのかわからなくなるくらいだったのに、最終的には全私が納得のハッピーエンドだったので安心して読み返せています。天馬と龍が向き合わなければならない現実はおそらく山積みなんだと思いますが、それをはるかに超えてくるBL萌のおかげでとても幸せな幕引きに感じられました。地下での欲求不満をぶつけ合うのも、地上に出てからの解放感溢れる絡みも萌が詰まってました。
地下でのお話は、裏社会に染まらない龍がその若さと強さで天馬を救い出してくれたのかな、と思います。今後はきっと大人の天馬がなんだかんだ言いながら龍の面倒を見ていくのでしょうか。天馬に危害が及ぼうものなら番犬が黙っちゃいないと思うので、明るい未来が想像できて楽しいです。
それにしてもふたりの絡みシーンがすごくよかった……年上で経験値のある天馬がこんなに綺麗に受けてくれたら龍もたまらないでしょう。ボクサーとしての洞察力か、一見体力に物を言わせてそうな龍がなにげに冷静に天馬を観察しているっぽいのも萌え転がりました。
<オススメ>
・年下元ボクサー×年上美人ヤクザ。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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