<登場人物>
(攻)アルブレヒト・ツヴァイク…アル。ドイツ系のセレブ。
(受)内藤陽人(ないとう はると)…総合商社に勤めて3年。25歳。
<あらすじ>
日本ではゲイであることを隠しつつ、海外では自分を開放し出張先でセフレを作っている陽人。フランス行きの飛行機で好みのイケメン・アルに出会いますが、いい男過ぎるアルを陽人は警戒。その場で何事もなく別れたはずが、パリのレストランで偶然の(?)再会を果たします。
<感想>
きれいな遊びを繰り返してきたはずの日本人が海外セレブに目を付けられ世界中追い回される楽しいお話でした。上巻のみだとふたりはまだくっついてはいない……はず。陽人が世界を股にかけるやり手リーマンなので、いろんな場所の風景やホテルの様子が見られるのもワクワクしました。
陽人のこれまでの遊び方が本当に綺麗で拍手したいくらいです。仕事はできるし、海外出張で後腐れのない関係を思い切り楽しんで、日本ではゲイであることを隠している。アルを「いい男すぎるやつは厄介」と判断したのも正しかったようです。
そして距離を置こうとする陽人に容赦なく迫っていくアルの姿はスパダリそのもの。陽人ももうすっかりアルに心をつかまれているように見えるのですが、この後は周囲にかき回されていく感じでしょうか。まあこんな最高級フルコースを体験してしまったらきっともうカップラーメンには……戻れないですよね……。狂った執事さんがめちゃくちゃおもしろいお方だったので活躍を期待しています。
カバー下にはハルトくんのスーツケースと、「アルと7人の部下」のイラストが収録されていました。なんだかこれだけでそれぞれの人となりがわかってしまいそうな、興味深いイラストでした。
<オススメ>
・ドイツ系セレブ×仕事のできるビッチリーマン。
<関連作品>
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