十二支色恋草子 蜜月の章 1 /待緒イサミ 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)干伊正隆(かんい まさたか)…お休み処の宮司。十二支憑き。

 (受)古万乃胡太郎(こまの こたろう)…猫憑き。ツンデレ。


 コマ…胡太郎に憑いている猫の神使。胡太郎の実家の神社の御祭神。

 黒太(くろた)…狼の眷属神。今は幼い姿で人の家で暮らしている。


<あらすじ>

 胡太郎とコマがお休み処を訪ねてきてから約1年。今月は酉憑きの正隆は胡太郎に無理をさせまいと夜は加減していましたが、胡太郎にとっては焦らしプレイになってしまいます。
 気分転換にとコマと出かけた胡太郎。そこで黒太に助けを求められます。黒太の家について行くと庭が荒らされており、それはどうやら神獣によるものだと発覚します。


<感想>

 『十二支色恋草子』(全3巻)の続編です。シリーズ3巻でちょうど十二支の皆様で1周したすぐ後、胡太郎がお休み処を訪ねてきてから1年が経ったところからのスタートです。

 正隆と胡太郎はもうしっかり仲良し夫婦ですが、酉憑きのときくらいは胡太郎に無理をさせまいと夜は加減している正隆。ですがそれが胡太郎には焦らしプレイになっています(しかもそれを楠に指摘される)。

 そんな時に、黒太のいる家の庭が荒らされる事件が起きます。犯人は正隆と胡太郎の花嫁行列を良く思っていなかったらしい、イタチ。このイタチによって胡太郎とコマがさらわれてしまうんですが、後に判明する彼らの真意は予想外なものでした。

 今回は戌の神使・颯助が大活躍でした。彼の人たらしっぷりが本人の自覚なく存分に発揮されています。颯助って、もしかしてコマとくっついたりするんでしょうか……?でも皆に愛想がいいとコマも言っているし、イタチのこともあるし、そのあたりの行く末も気になってしまいました。

 イタチ事件のあとは、亥憑きになった正隆のもとに、猫の道祖神・隆行が訪ねてきます。そして隆行のところに捨てられていた子猫の世話をするため、乃木さん登場。乃木さんと楠が大好きなので、また出てきてくれてとても嬉しいです。正隆が亥憑きの月なので、楠と乃木さんが正隆と胡太郎に影響してきているのがとてもおもしろかったです。

 紙本カバー下では、黒太におわびにきたイタチ(に口を出す虹悦)のお話と、子猫を見に来た颯助と蜜勝のお話でした。本編ではあまり登場していなかった神使達も見られて楽しかったです。

 帯によりますと、7月14日発売のディアプラス8月号から第2部の連載がスタートするとのこと。私は神使さん方の中でも楓と篝が大好きなので、彼らもまた活躍してくれたら嬉しいです。


<オススメ要素>

・十二支色恋草子新章。
・颯助が大活躍します。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

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