<登場人物>
(攻)干伊正隆(かんい まさたか)…お休み処の宮司。十二支憑き。
(受)古万乃胡太郎(こまの こたろう)…猫憑き。実家は古万乃神社。ツンデレ。
コマ…胡太郎に憑いている猫の神使。胡太郎の実家の神社の御祭神。
<あらすじ>
正隆と胡太郎は、夫婦となって初めての年越しを迎えます。一昨年ぶりの年籠りをするため、コマと一緒に実家に帰ることにした胡太郎。正隆も準備を手伝いますが、お休み処の宮司である正隆にはまだ胡太郎に知らせていない秘密があるようです。
<感想>
『十二支色恋草子』(全3巻)の続編シリーズ・「蜜月の章」2巻です。お休み処を頼ってくる動物たちと、今回は仲能と楓が活躍してくれました。
年越しからはじまるお話は、正隆も胡太郎も互いを思いやっていてほっこりしました。一年前のふたりはけっこうな修羅場だったと記憶しているので、その頃と比べれば「蜜月」っぽさが溢れていていいお話でした。神使さんたちもみんな優しくて安心します。
年が明けてからは、仲能が小熊を連れてきたり、白黒カラスの兄弟がお休み処を訪ねてきたりとお休み処は忙しそうです。その途中仲能の言葉で発覚したのが、十二支に子供ができたら、について。BL的には問題ないような気もしますが、それを聞いたコマは内心複雑な様子です。
コマと颯助って、ずっといい雰囲気を漂わせていますがどこまで発展してくれるのでしょうか。考えすぎるあまりごめん寝するコマがとってもかわいかったです。
あとは楓の活躍も嬉しかったです。のんびりゆっくり大抵のことは解決できてしまう楓、描き下ろしで両肩にカラス兄弟が乗っていて羨ましくなりました。すっかり懐かれたんですね。
正隆と胡太郎を取り巻く動物たちが隅から隅までかわいい中、楠の独占欲が垣間見えた瞬間が実は一番萌えました。乃木さんとはうまくいっているのでしょうか。正直こちらも気になります。
<オススメ要素>
・正隆は子憑き~丑憑き。
・颯助とコマがちょっと進展?
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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