十二支色恋草子 蜜月の章 5 /待緒イサミ 【漫画感想】

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<登場人物>

 (攻)干伊正隆(かんい まさたか)…お休み処の宮司。十二支憑き。

 (受)古万乃胡太郎(こまの こたろう)…猫憑き。実家は古万乃神社。ツンデレ。


 (攻)颯助(そうすけ)…十二支。戌の神使。

 (受)コマ…胡太郎に憑いている猫の神使。古万乃神社の御祭神。


<あらすじ>

 お休み処の独立について多くの協力が得られる中、鹿から呼び出しを受けた正隆。胡太郎、コマ、颯助、大将の雪青とともに鹿のもとへ向かうと、山に狼がうろついていると相談されます。しかし猫神のみで解決するよう条件を出され、試されたと感じた胡太郎とコマは自分たちだけで山に入ろうとしますが……。


<感想>

 『十二支色恋草子』(全3巻)の続編「蜜月の章」5巻です。シリーズ通してだと8巻目、「蜜月の章」はこちらで完結でした。

 お休み処の独立計画は着実に進んでいる様子。待ったの声がかかったかと思いきや、実は色々とかわいい事情があったりして微笑ましかったです。神使さんたちはきっと色恋のお世話が大好きなんでしょう。

 それにしても小波と黒太のフラグには驚きました。思い返してみれば、そもそも黒太との出会いが小波の大将月。見た目はあんなにかわいくてモッフモフの未さんなのに、小波の強さには毎回惚れ惚れします。そして外堀から確実に埋めていく執念……未にとって最初は苦手だったはずの狼相手にここまでできるなんて、最高に萌えました。

 あとは登場のたびにどんどんいい人に見えてくる乃木さんに対し、楠がさらっとすごいことを言っていて感激しました。乃木さん愛されてる……なんてかっこいいんだ楠。

 コマと颯助も気兼ねなく一緒にいられるようになり、お休み処の将来もなんとかなりそうで安心です。最終話の十二支さんだけでなく、描き下ろしでこれまでのキャラクターも総出演で、ああ本当に終わっちゃうんだと寂しくなりました。ですが帯にはシリーズの新連載がはじまるとお知らせが! すっごく嬉しいです、楽しみにしています。

 カバー下漫画も楽しかったです。中でも虹悦と篝の会話には爆笑でした。


<オススメ>

・正隆は午・未・申憑き。
・シリーズ8作目。


<関連作品>

・電子書籍(お試し読みができます。)

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