GUSH 2018年6月号 【雑誌感想】

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<収録内容>
(出版社HPより引用しています。)

<表紙> サガミワカ

<ピンナップ> 羽純ハナ

<漫画>
超涼閑筆報「フォトジェニックフライト」(巻頭カラー)
楢崎ねねこ「ナイトアウト・ベイビー・セックス」(カラー)
茶渡ロメ男「Less Than Perfect」(カラー)
サガミワカ「くちづけは嘘の味」
まさお三月「ただ思うことは」
黒岩チハヤ「無防備なコラージュ」
大和名瀬「彼が俺を好きすぎて困る」
山佐木うに「上野先生の同棲条件」
待緒イサミ「恋愛禁止ライブラリー」
梶本潤「スパダリDKに欲情しすぎて困惑してます」
meco「三回まわってお手」
風緒「齧ってみなけりゃわからない」
アヒル森下「だって絶対お前が悪い」
那木渡「バーレスクナイト」

<応募者全員サービス>
GUSH15周年year コミックス番外編が読める描き下ろし小冊子&複製原画セット
(GUSH5月号か6月号のどちらか1冊+対象コミックス1冊が必要です。指定金額の払込受領証のコピーと一緒に応募できます。締め切り:2018年6月15日(金)消印有効)

<応募者全員プレゼント>
吉尾アキラ先生「ご主人様は王子がお好き」描き下ろしマンガペーパー
(記入済みアンケートハガキと82円切手を張込済み返信用封筒(長4)が必要です。
 締め切り:2018年6月7日(木)消印有効)



<感想>

 自分が考えていたより久々の購入だったようで、初めてお目にかかる作品ばかりで新鮮でした。
 以下、気になった作品の感想です。



『くちづけは嘘の味』 サガミワカ

 今回でひと区切り、だそうです。「激動の最終回」とある通り、しばらく読めていなかった間にずいぶんと大変なことになっていました……。まさか槙尾が死んだことになっていたとはびっくりです。噎び泣く和智を想うと切ないです。

 このままにしておこうと葛藤する槙尾の見る夢はつらいのに、これが和智への本音なのかと思うと読み手としては少し嬉しくなってしまいました。それでもラストは槙尾の彼らしさ全開でのハッピーエンドだったので本当によかったです。



『Less Than Perfect』 茶渡ロメ男

 片足は血だらけ、項にはバーコードのある状態で道端に倒れていた三島。バーを経営するシモンに拾われ、その後は同居しながら探偵業をしています。同居生活は1年続いているようですが、三島の過去の記憶はおぼろげなまま。そこへ、三島の子供の頃を知っているという人物がシモンのバーにやってきます。

 三島はどこかの施設から逃げ出してきたらしいですが、その正体や事情などはまだまだわからないことばかりです。三島とシモンは体の関係はありますが、雰囲気はセフレっぽい感じ。三島の最後のモノローグによれば、シモンは何かを知っているのでしょうか……?結末が非常に気になります。



『三回まわってお手』 meco

 敵対していたヤクザの組同士、和解と傘下入りを申し出た虎狼組の誠実のあかしとして竜神会へと差し出されたは、虎狼組の跡目で高校生の流星。竜神会にも同い年の跡目・慧がおり、流星は慧の世話係になります。幼い頃は交流があった流星と慧。ですがふたりの力関係は昔から変わらず、流星は慧のパシリです。

 流星を犬のように扱っていた慧ですが、それは流星の身の安全を考えての行動だったよう。けれどそれが流星にそれが伝わっているかは謎です。泣き虫で本当は慧のことが大好きな流星が、慧はかわいくて仕方ない様子。今回で「THE END」になっていましたが、続きが読みたくなりました。



<次号予告>

 次号GUSH7月号は、2018年6月7日(木)発売。
 表紙は桂小町先生、ピンナップは式夏緒先生、全プレペーパーは木下ネリ先生。桂小町先生は『ROUGE』続編での登場だそうです。





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