<収録内容>
(出版社HPより一部引用しています。)
<表紙> 座裏屋蘭丸
<応募者全員プレゼント>
座裏屋蘭丸先生描き下ろしペーパー
アンケートハガキに必要事項を明記、切手を貼って応募できます。
締め切り 2018年7月21日(土)消印有効
<特別付録>
ミニドラマCD「レムナント ―獣人オメガバース―」
CAST ダート:佐藤拓也、ジュダ:川原慶久
<漫画>
みちのくアタミ「レッドベリルにさよなら」(巻頭カラー)
美和「片恋シンドローム」(センターカラー)
大槻ミゥ「ハレノヒニアメ」(センターカラー)
冬乃郁也(原作:崎谷はるひ)「勘弁してくれ」
まりぱか「イブニングダイナー」
ハジ「猿と桃」
束原さき「ブルーノート」
羽純ハナ「プチミニョン-獣人おめがばーす-」
絵歩(原作:恵庭)「5人の王」
眞山りか「リーインカーネーション」
蜂巣「ペントハウスの問題児」
座裏屋蘭丸「コヨーテ」
イクヤス「デリヘルチェンジ」
りゆま加奈「狼の花嫁」
文川じみ「不機嫌な君と気まぐれなキス」
<感想>
雑誌が硬いな、分厚いポストカードでも付いてるのかな、と思ったら付録CDが付いていてびっくりしました。Dariaはペーパー応募も簡単だし、文庫の試し読みもできるしで最近ますます印象が良くなっていきます。
以下、気になった作品の感想です。
『コヨーテ』 座裏屋蘭丸
ヨシュの前に現れたヴァラヴォルフの長・キーファー。さすが親玉、ものすごい威圧感です。怖い。ヨシュもアレンも完全に気圧されているように見えます。
キーファーは敵対組織のヨシュを殺しておきたいと言いつつ、悪い男ではなく、ヨシュに情をかけてくれます。そのときの会話で明らかになったのが、コヨーテの名前の由来。ヴァラヴォルフの中では小柄なコヨーテの残酷な事情が明らかになりました。
まだまだシビアな展開が続きそうな予感がしますが、ヨシュの恋心は一切のブレがなく、見ていて気持ちがいいです。ヘルマがとってもいい女で、まさに女神でした。
『リーインカーネーション』 眞山りか
かつて恋に落ちた天使と悪魔が、来世で結ばれるために転生を繰り返すこと9度目、突如記憶が蘇った元悪魔・エリが恋人の元天使・シェムに別れを告げるところから始まります。どうやらこのふたり、エリが記憶を思い出すと近いうちにエリが死んでしまうらしいのです。
エリの記憶が不完全なために右往左往する様子がおもしろいのと、その後シェムによって明かされる真実がまた驚きで。どこまでが真実かは疑わしい部分もありますが、シェムの愛が重すぎて、こういうの本当に大好きです。
『デリヘルチェンジ』 イクヤス
いつのまにか最終回を迎えてしまったデリヘルチェンジ。モサ男だった真斗が眼鏡を取り髪を上げた姿がかっこよくてびっくりしました。
真斗とミキトは初めての外デート。真面目にデートプランを考え、昔のこともしっかり覚えていた真斗にミキトはベタ惚れです。しかし、ミキトの心の叫びが真斗に聞こえるはずもなく。それでも最後にはしっかり想いを伝え合えたようでよかったです。
『ミニドラマCD「レムナント ―獣人オメガバース―」番外編「どっちに似ても」』
原作未読なんですが、本編約22分、キャストトークが約4分もありとても楽しめました。
大きなため息を吐くダートは妊娠中、子供が生まれたら子育てはどうするのかでジュダと喧嘩に。それぞれの事情を話し合った結果、分かり合えた……のでしょうか?なんだかとても微笑ましい雰囲気でした。夜はダートのお腹を気遣いながらの絡みシーン、甘々でした。
そういえばオメガバースをCDで聞いたのはこれが初めてでした。噛み付くのが音でわかるってなんかすごいです。いいもの聞かせていただきました。
キャストトークは川原さんと佐藤さん、おふたりの子供時代の話がそれぞれ意外で楽しかったです。
<次号予告>
次号のDaria10月号は、2018年8月22日(水)発売。
表紙・応募者全員プレゼントは絵歩先生、特別付録に「コヨーテ ミニドラマCD」がつくそうです。
コメント