<登場人物>
(攻)アーサー…キャメロット王国の第1王子。
(受)海老原樹里(えびはら じゅり)…高校2年生。容姿は綺麗で完璧。
<あらすじ>
樹里は容姿は綺麗で完璧といわれているものの、それでろくな目にあってこなかったために鍛錬に励み、高2の今では喧嘩で負けたことがないほどになりました。
そんな樹里は以前から高校教師の中島に目をつけられており、課外授業で訪れた湖で中島によって湖に落とされてしまいます。死を覚悟した樹里でしたが、気がつくと見知らぬ世界に召喚されていました。
<感想>
シリーズ1作目です。現時点(2018年9月)で本編は完結していて、そろそろアナザーストーリー(?)が発売になります。
高校生が異世界に召喚されるファンタジーで、この1巻はこの後の壮大な展開を予感させてくれ、とてもワクワクしながら読みました。今になって改めて読み返してみると、あんなことやこんなことが隙なく伏線だったのだなあと感心させられます。
こちらを読んで一番感じたのが、文明の違う世界で生きていかなきゃいけないって大変そうだな、ということでした。ある日突然中世のような時代に飛ばされたら普通はあっという間にめげそうなものですが、樹里は強い子でした。「神の子」という当人にとってはわけのわからない役目を負わされても、どうにか難関を切り抜けていく様は逞しいです。
攻のアーサーは王国の第一王子で、偉い人のわりには意外と硬いところがないプレイボーイでした。樹里との絡みはがっつりあるものの、恋愛としてはまだまだ樹里の気持ちははっきりしません。
ストーリーももちろんおもしろいんですが、こちらのシリーズ通して私がいつも萌を与えていただいているのが、黒猫のクロです。猫でも神獣でもいつもたまらないです。気ままな性格と思わせておいての空気を読んだ行動の数々、登場の度に打ちのめされています。
<オススメ要素>
・シリーズ1作目。
・壮大なファンタジーの幕開け。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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