恋の行き先 /青山十三 【漫画感想】
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<登場人物>
(攻)鷹場功一(たかば こういち)…大会社の御曹司でイケメンセレブ。34歳。
(受)四谷進(よつや すすむ)…高級洋靴店の店員。28歳。
赤坂陽介(あかさか ようすけ)…鷹場の異母弟。ブラコン。
柳浦(やなうら)…鷹場の秘書兼運転手。
<あらすじ>
セレブの鷹場と高級靴店で働く四谷は幸せなお付き合いをしています。そんな中、鷹場は育ての親である乳母の遠野に四谷を紹介します。ふたりの付き合いを温かく受け入れてくれた遠野。しかし、そこにやってきた鷹場の異母弟・赤坂により、四谷は鷹場に見合いの話が出ていることを知らされます。
<感想>
恋する靴屋シリーズ『恋のつま先』、『恋の誘惑』に登場した鷹場×四谷のおそらく最後のお話です。最後といわれると寂しくなってしまいますが、運転手の柳浦さんメインの新連載が『Dear+ 2018年04月号』から始まっているみたいなので、そちらを楽しみにすることにします。
恋人になってそろそろ1年くらいかと思われるおふたり。和装デートでは、我慢のきかない鷹場さんにいいようにされてしまう四谷さん。付き合い始めは本番までだいぶかかっていたような気がしますが、四谷さんがいろいろな意味で成長しておられました。長く続くシリーズならではのお楽しみが嬉しいです。
そんな幸せいっぱいのふたりでしたが、鷹場さんにお見合いの話が出ていることが発覚します。知った直後は激しく凹んでしまった四谷さん。巻き添えを食った柳浦さんのちょっと迷惑そうな顔がものすごくかわいかったです(こちらのシリーズは『友達を口説く方法』から入ったので、どうしても柳浦さん贔屓で見てしまいます)。
それでも赤坂さんと柳浦さんの協力もあって、強制的に見合いをさせられそうになった鷹場さんを救い出す四谷さん。四谷さんらしい体当たりな啖呵がもう本当にかっこよかったです。
その後は四谷さんの部屋で暮らし始めた鷹場さん。鷹場父が結局は折れるだろうと思っていたので、まさか本当にここまでのことになるとは予想外でした。それでも明るく楽しく乗り切っていくふたりは、きっとこれからもそうなんだろうなと思えるとてもいいお話でした。
紙本のカバー下には先生によるキャラクター紹介とあとがきがありました。四谷さんの店長昇進を私も応援しています。
<オススメ要素>
・鷹場×四谷完結編。
<関連作品>
・電子書籍(お試し読みができます。)
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・恋する靴屋シリーズ
鷹場×四谷篇収録
赤坂さんのお話が収録
柳浦さんのお話。(『恋人を口説く方法』には鷹場さんと四谷さんもちらりと登場しています。)
(感想記事はこちらです)
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